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森保JがW杯最終予選3連勝 “鬼門”のアウェー・サウジ戦、鎌田&小川弾で初勝利

FOOTBALL ZONE / 2024年10月11日 4時58分

■前半14分に鎌田、後半36分に小川

 日本代表は現地時間10月10日に2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の敵地サウジアラビア戦に臨み、2-0の勝利を飾って3連勝とした。

 この最終予選は6チームずつ3組に分かれ、ホーム&アウェーの戦いを実施。各組の上位2チームが本戦出場を決め、3位と4位の合計6チームがプレーオフに進む。C組の日本は9月に中国とバーレーンに連勝し、この10月シリーズはサウジアラビアとのアウェーゲームからスタート。純粋なアウェーゲームでは06年のアジアカップ予選、18年ロシアW杯と22年カタールW杯の最終予選で対戦し、いずれも0-1で敗戦している厳しい歴史のある対戦に臨んだ。

 森保一監督は3-4-2-1システムを継続し、シャドーはMF鎌田大地とMF南野拓実で構成。右のウイングバックにはMF堂安律を起用し、MF久保建英とMF伊東純也をベンチスタートとした。一方、元イタリア代表監督で欧州選手権(EURO)の優勝実績もあるロベルト・マンチーニ監督が率いるサウジアラビアは、3バックの予想を覆して4-3-3システムで臨んできた。

 互いに出方をうかがうような立ち上がりから日本は前半14分、最終ラインから少し時間を作りながら前進すると、右サイドのMF堂安律がペナルティーエリア内で大外を取ったMF三笘薫にサイドチェンジ気味のクロス。これを三笘が中央に折り返すと、MF守田英正が頭でつないだボールにMF鎌田大地が走り込んで押し込んだ。左右に大きく揺さぶりながら、ボールウォッチャーになる相手守備陣の弱点を突いて先制点を奪った。日本代表の歴史上、敵地サウジアラビア戦の4試合目にしてこれが初ゴールになった。

 その後は両者ともボールを持つ時間帯を作る一進一退の展開となり、前半42分にはDFサウド・アブドルハミドにミドルシュートを打たれるも、GK鈴木彩艶がゴール左上に伸びていくボールをファインセーブ。アディショナルタイムにはFW上田綺世が巧みなターンからゴール正面での左足シュートを放ったが、こちらも相手GKがファインセーブして追加点はならず。それでも日本は敵地でのゲームを前半無失点で乗り切り、1-0のリードを維持してハーフタイムを迎えた。

 森保監督は、イエローカードを受けたあとに相手から挑発を受けていた南野に代えアウトサイドに伊東を投入。堂安をシャドーにシフトして後半をスタートした。全体にミドルゾーンにブロックを作り、奪ったところから素早く攻める姿勢が見られた中で後半18分には鎌田に代えFW前田大然が送り込まれた。逆にサウジアラビアは3バックに変更して前線を増やして攻撃的な形にシフトした。

 アウェーゲームながら、サウジアラビアに猛攻を仕掛けるタイミングを作らせずにうまくゲームを運んだ日本に対し、サウジアラビアはラスト15分で再び4-3-3に変更するなど迷走。逆に後半36分、日本はコーナーキックから途中出場のFW小川航基がヘディングシュートを決め、2-0の快勝で最終予選の3連勝スタートを飾った。

 日本は最終予選の全グループを合わせても唯一の3連勝でトップを独走。サウジアラビア、オーストラリア、バーレーンの3チームが勝ち点4で並び、勝ち点3のインドネシア、3連敗で勝ち点ゼロの中国と続く。この後はチャーター便を利用して帰国し、15日には埼玉スタジアムでオーストラリアと対戦する。(FOOTBALL ZONE編集部)

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