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森保J鬼門のアウェー戦で「相手が恐れていた」…JFA宮本会長、難敵サウジ撃破に賛辞

FOOTBALL ZONE / 2024年10月11日 6時40分

■日本が最終予選で3連勝、敵地でサウジ撃破をJFA宮本恒靖会長が称賛

 日本代表は現地時間10月10日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3節でサウジアラビアと対戦し、2-0で勝利した。日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は「相手が、日本がコーナーキックを蹴る時なんかは失点を恐れている空気があった」と語るなど、鬼門のアウェー戦でサウジを下したサムライブルーに称賛を送った。

 日本は前半14分にMF守田英正のアシストからMF鎌田大地が先制ゴールを奪うと、後半36分に途中出場のFW小川航基がヘディングで追加点。過去2大会の最終予選でも敗れていた敵地でのサウジアラビア戦で貴重な白星を手にし、今予選3連勝となった。

 試合後に取材に応じたJFAの宮本会長は「選手たちが試合の重要性を理解したなかで、そのことを頭に入れて試合を進めてくれたことで、守備面は特に光った。ファーストディフェンスがしっかりいくから縦パスが入らないような状況にさせて、3バックの連係やウイングバックの縦ズレ、3バックのサイドの横ズレに出ていたのかなと」と失点をゼロに抑えた日本の堅い守備に触れたうえで、「途中、相手のサポーターの声援の盛り上がりとかピッチ上のヒートアップ、挑発をしてくるような感じも冷静にというか、試合を落ち着いて進めることができたからこの結果になったと思う」と試合運びの巧みさを称えた。さらに「相手が、日本がコーナーキックを蹴る時なんかは失点を恐れている空気があった。この地で勝つのを成し遂げてくれたのは、次にもつながると思う」と語った。

 3試合で14得点0失点と攻守に隙のない戦いを見せている日本。15日には埼玉スタジアムでオーストラリアと対戦と強豪との連戦となるが、宮本会長は「次にホームでオーストラリアに勝てればかなり優位にリーグ戦を進められる」と森保ジャパンのさらなる快進撃に自信をのぞかせていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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