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鈴木彩艶は「日本人史上最高GKになる」 W杯予選3戦連続0封…OBが感じた“レジェンド超え”の可能性【見解】

FOOTBALL ZONE / 2024年10月11日 7時40分

■【専門家の目|栗原勇蔵】サウジ戦前半42分のファインセーブで「自分の中で乗った」

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間10月10日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第3節でサウジアラビアと対戦し、敵地で2-0と勝利した。最終予選3連勝を飾ったなか、完封勝利に貢献したGK鈴木彩艶を日本代表OB栗原勇蔵氏も称えている。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)

   ◇   ◇   ◇   

 9月シリーズで2連勝を飾った日本は、直近のW杯アジア最終予選で2試合連続で0-1と敗れているサウジアラビアと対戦。前半14分、MF堂安律のパスを左サイドからMF三笘薫が中央に折り返し、MF守田英正が頭でつないだボールにMF鎌田大地が走り込んで先制点を奪った。日本代表の歴史上、敵地でのサウジアラビア戦4試合目にしてこれが初ゴールになった。

 試合は後半36分にコーナーキックから途中出場のFW小川航基がヘディングでゴールを決めて追加点。守備陣もサウジアラビアの攻撃を封じ込め、2-0で快勝した。

 中国戦(7-0)、バーレーン戦(5-0)でもゴールマウスを守った鈴木は、前半42分にサウジアラビアDFサウード・アブドゥルハミドの右足シュートが守田の股下を抜けて飛んできたところを、鋭い反応を見せて右手一本でセーブ。ピンチ自体は決して多くはなかったが、安定したプレーで無失点に抑えた。

 日本代表OB栗原氏は、「鈴木は良かった。ナイスセーブで自分の中で乗ってきたはず。ビルドアップのつなぎの部分も落ち着いていた」と、今季移籍したセリエAのパルマでリーグ戦6試合に出場していることからの成長を評価した。

「サウジアラビアの雰囲気は、アジアカップが開催されたカタールほどではなかったのはありますけど、鈴木は敵地で動揺する様子もなく、いいパフォーマンスだった。試合に出続けているなかで成長しているし、谷(晃生/FC町田ゼルビア)や大迫(敬介/サンフレッチェ広島)と比べて潜在能力は計り知れない。ここから成長して行ったら凄い選手になる」

 栗原氏はレジェンドである川口能活氏、楢﨑正剛氏、川島永嗣(ジュビロ磐田)を日本人GKの歴代最高峰としたうえで、鈴木にそれを超える可能性を感じているという。

「サイズが偉大な3人とはまず違う。身長190センチ以上あって、機動力もある。それだけでもGKとして価値があってトップクラス。日本人史上最高GKになる可能性は十分あると思います」

 アジアカップでは厳しい声にもさらされた鈴木だが、セリエAでの結果を追い風に、代表シーンでも勢いに乗りつつある。(FOOTBALL ZONE編集部)

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