サウジ戦主審は「最後までブレなかった」 一貫した判定を日本代表OB称賛「冷静にできていた」【見解】
FOOTBALL ZONE / 2024年10月11日 7時23分
■【専門家の目|栗原勇蔵】日本とサウジアラビアは「クリーンでタフな戦いだった」
森保一監督率いる日本代表が現地時間10月10日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でサウジアラビアと敵地で対戦し、2-0の勝利を収めた。この試合のジャッジを捌いた韓国人のキム・ジョンヒョク主審は激しいコンタクトプレーも流すなど、一貫した判定を見せたなか、元日本代表DF栗原勇蔵氏は「最初から最後までブレなかった」と称賛している。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)
◇ ◇ ◇
日本は9月から始まった最終予選の初戦・中国戦を7-0の大勝スタート。続くバーレーン戦も5-0と快勝した。10月シリーズの初戦は、過去一度も勝利がなかった敵地でのサウジアラビア戦。序盤から互いにボールを持ち一進一退の攻防が続くなかで、激しい競り合いやコンタクトが散見された。しかしキム・ジョンヒョク主審はファウルを取らず流すシーンが目立ち、サウジアラビアのロベルト・マンチーニ監督が第4審に抗議する姿が何度も見られた。
「本当は試合ごとに基準が変わるのは良くないこと」と栗原氏は前置きしつつ、「最初から最後までブレなかった。かといって流すと荒れる場合が多いけど、サウジも日本もクリーンで、タフな戦いだった」と振り返った。
また、「ファウルを取らない基準になると、ラフプレーが増えると思いますけど、強くいけばVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が入って退場とかもあるので、過度なプレーはできない時代。レフェリーの人もVARがあるから冷静に笛を吹くこともできていた」と、現行ルール事情にも触れている。
この試合には5万6238人のサポーターが駆け付け、大アウェーでの一戦となったが、栗原氏は「今日に関してはサウジの観客はアウェーの雰囲気が昔に比べたら減っているような印象があった。アジアカップの時のほうが中東の雰囲気は凄かった」と、ほぼ満員のなかでも、日本や主審へのプレッシャーや影響はなかったのではと指摘している。
日本はバーレーン、サウジアラビアの中東勢とのアウェー戦を消化。残るアウェー戦は来月のインドネシアと中国の2連戦、来年6月のオーストラリア戦の3戦のみとなっている。(FOOTBALL ZONE編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
鈴木彩艶は「日本人史上最高GKになる」 W杯予選3戦連続0封…OBが感じた“レジェンド超え”の可能性【見解】
FOOTBALL ZONE / 2024年10月11日 7時40分
-
ACLジャッジが物議「これファウル?」 日本ファン騒然となった“ゴール無効”「全然触ってない」
FOOTBALL ZONE / 2024年10月2日 11時50分
-
VAR介入→一発退場は「仕方ない」 日本代表FWの足裏タックルにOB見解「足首に行ってしまっている」
FOOTBALL ZONE / 2024年9月14日 19時10分
-
森保監督の采配ズバリ…代表OB称賛「間違いはなかった」 45分で思い切った「早い判断」【見解】
FOOTBALL ZONE / 2024年9月12日 6時30分
-
なぜW杯最終予選で2戦12-0が実現? 日本代表OBが解説…森保ジャパンの新たな「生命線」【見解】
FOOTBALL ZONE / 2024年9月11日 10時30分
ランキング
-
1大谷翔平の激怒は「最高だった」 横にいた外野手は“恐怖”も…ド軍を突き動かした激情
Full-Count / 2024年10月10日 15時22分
-
2過熱する大谷翔平“便乗ビジネス” オークションに「大谷の中古車」が出品、義兄のアパレルブランドでは“匂わせ”疑惑も
NEWSポストセブン / 2024年10月10日 7時15分
-
3ラファエル・ナダル引退を正式発表…11月デビス杯が最後の舞台に 4大大会通算22勝
スポーツ報知 / 2024年10月10日 18時47分
-
4因縁パドレス観客すら…大谷翔平に虜になる決定的瞬間 「魔法で笑顔に」ネット越しに一瞬の交流
THE ANSWER / 2024年10月10日 22時3分
-
5石川佳純さん “ポジティブ・ストレッチ”姿披露に「イキイキとしたイイ表情」「お茶目で可愛い」
スポニチアネックス / 2024年10月11日 7時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください