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森保J、サウジ戦出場全16選手「パフォーマンス査定」 鬼門突破の立役者は「何でもできる」…満点評価2人は?

FOOTBALL ZONE / 2024年10月11日 11時30分

■サウジアラビア戦の出場メンバー16選手を5段階査定

 森保一監督が率いる日本代表(FIFAランキング16位)は10月10日、敵地で行われた2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3戦でサウジアラビア(同56位)と対戦し、2-0で勝利を収めた。3戦未勝利の敵地で初めての白星を挙げた。

 2連勝中の森保ジャパンは第2戦にバーレーン戦と同じスタメンを送り込み、MF伊東純也らがベンチスタート。MF鎌田大地と途中出場のFW小川航基がゴールを挙げて、3連勝。W杯予選、連続無失点を続けており、攻守において強さを発揮した。

 ここでは各選手たちのパフォーマンスを振り返るべく、出場16選手を5段階評価(最高が5つ星★★★★★)で査定する。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部・小杉舞)

   ◇   ◇   ◇

<GK>
■鈴木彩艶(パルマ)=★★★★☆
 コーナーキック(CK)からキャッチミスはあったものの、前半42分に相手のミドル弾を片手でセーブ。アジアカップでは経験不足もあったが、セリエAで着々と実力をつけている。守護神として無失点は評価すべき。

<DF>
■谷口彰悟(シント=トロイデン)=★★★★☆
 3バックの3人は集中力高く守り切った。互いにカバーし合い、1人1人が強さを発揮。谷口も相手FWを抑え込んで、チャンスを作らせなかった。

■板倉 滉(ボルシアMG)=★★★★☆
 身体を張った守備だけでなく、随所にロングパスで打開。視野の広さで停滞気味だった三笘をも生かすというアイデアが光っていた。

■町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)=★★★★☆
 相手に警戒され、攻撃面では苦戦していたが、ゼロに抑えるのが一番の仕事。相手のキーマンDFアブドゥラハミドを最後まで侵入させず、シャットアウトした。
 
<MF>
■守田英正(スポルティング)=★★★★★(→後半36分OUT)
 バーレーン戦に続きMOM。守っても良し、攻撃でも良し、何でもできるスーパーマン的な役割を果たし切った。押し込まれている側のサイドでカバーに走ったと思えば、前線に顔を出す。うしろも助けてシャドーとの関係性も良かった。「守田のチーム」と言っても過言でない。

■遠藤 航(リバプール)=★★★☆☆
 序盤は試合勘の足りなさからか、パスミスが散見され、奪われることもあった。だが、後半にかけての修正力は頼もしい。無失点は安定感ある中盤あってこそ。

■鎌田大地(クリスタル・パレス)=★★★★★(→後半17分OUT)
 とにかく気が利くプレーで周囲を助ける。先制点のポジショニングもさすが。球際の強さ、ハードワークを厭わず、62分間ずっと輝いていた。

■前田大然(セルティック)=★★★☆☆(←後半17分IN)
 左サイドは警戒されていただけに、難しさはあったか。なんとかチャンスを生み出そうと得意の裏抜けでチャンスメイクする場面も。

■三笘 薫(ブライトン)=★★★☆☆(→後半42分OUT)
 三笘への警戒心は高く、ボールを持てば数人に囲まれてしまっていた。ただ守備への献身性、トラップ技術の高さで一気に展開を生み出す力は見せつけていた。

■中村敬斗(スタッド・ランス)=※出場時間短く採点なし(←後半42分IN)
 決定機で押し込みたかった。短い出場時間でもゴール前で絶対に見せる。所属クラブで4戦4発の“決定力お化け”は隙を逃さない能力から。


右サイドで存在感を見せた堂安律【写真:岩本太成】

■堂安は後半から新たな姿に

<MF>
■堂安 律(フライブルク)=★★★★☆(→後半42分OUT)
 相手の19番MFアルダウサリとのマッチアップに苦戦も、最後までやらせない粘り強さが堂安の強み。前半にあれだけ走らされていても、後半別の堂安が出てきたのかと思うぐらいフレッシュな状態でプレー。シャドーでも前からの守備でハメていき、周囲との関係性も良かった。

■久保建英(レアル・ソシエダ)=※出場時間短く採点なし(←後半42分IN)
 出場時間は短かったが、久保らしい気概を見せた。ただ、アップ時からいつものハツラツさがなかったことが心配……。

■南野拓実(ASモナコ)=★★★☆☆(→ハーフタイムOUT)
 前半にイエローカードを受けての45分交代。上田といい距離感を保って、左右のシャドーでそん色なしのプレー。よりゴールの匂いがしたところでの交代は残念だったが、外せない選手へとさらに成長しつつある。

■伊東純也(スタッド・ランス)=★★★★☆(←ハーフタイムIN)
 途中出場できっちり仕事。1アシストで演出した追加点は相手をメンタル面で追い詰めた。途中から出てきて最も怖い選手だろう。

<FW>
■上田綺世(フェイエノールト)=★★★★☆(→後半31分OUT)
 前線で身体を張り、シャドーを生かすタスクもこなしていた。ターンからのシュートはストライカーらしく心強い。決まっていれば満点だった。

■小川航基(NEC)=★★★★☆(←後半31分IN)
 短い出場時間で確実に結果を残している。トドメを刺した2点目。国際Aマッチ6戦7発の決定力でチームを救う存在になっている。(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)

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