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日本の0失点“立役者”に識者脱帽 190cm左利きが3バックで急成長「対人で負けないの大きい」

FOOTBALL ZONE / 2024年10月12日 7時20分

■3バックで存在感を示すDF町田浩樹がサウジ戦でも安定感顕示

 日本代表は現地時間10月10日に北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第3節でサウジアラビアと敵地で対戦。MF鎌田大地とFW小川航基のゴールで2-0の勝利を収め、今予選3連勝を飾った。3試合で14得点無失点となったなか、最終予選で3バックの一角を担うDF町田浩樹は好プレーを披露。安定感抜群のディフェンス力に注目が集まっている。

 C組の日本は9月に中国とバーレーンに連勝し、この10月シリーズはサウジアラビアとのアウェーゲームからスタート。純粋なアウェーゲームでは06年のアジアカップ予選、18年ロシアW杯と22年カタールW杯の最終予選で対戦し、いずれも0-1で敗れている厳しい対戦に臨んだ。

 森保監督は3-4-2-1システムを継続したなか前半14分、左サイドからMF三笘薫が中央に折り返すと、MF守田英正が頭でつないだボールにMF鎌田大地が走り込んで先制点を奪った。日本代表の歴史上、敵地サウジアラビア戦の4試合目にしてこれが初ゴールになった。

 1-0で前半を折り返した日本はアウェーゲームながら、サウジアラビアに猛攻を仕掛けるタイミングを作らせずにうまくゲームを運んだ日本に対し、サウジアラビアはラスト15分で再び4-3-3に変更するなど迷走。逆に後半36分、日本はコーナーキックから途中出場のFW小川航基がヘディングシュートを決め、2-0の快勝で最終予選の3連勝スタートを飾った。

 2得点で勝利したサウジ戦では相手に押される時間帯もあったなかで、守備陣が奮闘。とりわけ安定感が光ったのが、最終予選の3試合で3バックの一角を担う町田のパフォーマンスだ。前半、ピンチの局面で迎えた3本のシュートブロック場面ではすべてに反応し、対人では“壁”となってサウジに立ちはだかった。

 無失点の立役者とも言える働きぶりに、スポーツチャンネル「DAZN」の中継で解説を務めた林陵平氏は「町田が横スライド、縦スライドして捕まえられるのは大きい」「守る幅が広くなっているんですよね。対人のところで負けていないのは大きい」とその存在価値を力説。冨安健洋(アーセナル)や伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)といった主力が負傷離脱するなか、27歳もそこに割って入るだけの実力を証明しつつあり、競争はより熾烈となりそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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