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Jサポの寄付金が殺到「すごい」 プロ内定大学生へ感謝…“異例現象”が「いい話だ」

FOOTBALL ZONE / 2024年10月13日 12時10分

■新潟入り内定の東洋大DF稲村隼翔が活躍、大学側へサポーターから寄付金が殺到

 アルビレックス新潟は10月9日に行われた川崎フロンターレとのルヴァンカップ(杯)準決勝第1戦で4-1と勝利。来季加入が内定している現役大学生CB(センターバック)の好パフォーマンスが反響を呼んだなかで、大学側へサポーターから寄付金が相次ぐ“異例現象”が起き、SNSを中心に注目を浴びている。

 ホームで4得点を奪った川崎とのルヴァンカップ準決勝第1戦で、東洋大学4年生DF稲村隼翔が攻守にわたり特筆すべきパフォーマンスを見せた。現在は大学に在籍したままJリーグの試合に出場できる特別指定選手ながら、対人や空中戦で手堅い守備を披露。後方からのビルドアップに加え、攻撃の起点となる正確なパスも実に効果的だった。

 Jリーグ公式データによると、カップ戦を含めた出場15試合(872分)で喫した失点はわずか6。プロで十分通用するポテンシャルを顕示する182センチのレフティーの働きぶりに、サポーターも魅了された。ルヴァン杯初の決勝進出を手繰り寄せる活躍を受け、東洋大にはサポーターから寄付金が相次ぐ事態に発展した。

 同大学の公式サイト上にある「寄付者からメッセージ」には9日以降、新潟サポーターからのメッセージが殺到。「少額ですがサッカー部の強化にお役立てください。関東大学リーグの大切な時期にも関わらず稲村選手を送り出していただきありがとうございます」などと、大部分で感謝の言葉が綴られた。

 この“異例現象”はSNS上で話題となり「すごい」「微笑ましい」「いい話だ」とさまざまな反応が。13日に敵地で行われる第2戦で再び出場機会を掴む可能性もあり、そのパフォーマンスに熱視線が注がれそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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