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「雑な攻撃されたほうが日本は脆い」 代表OBが指摘する豪州戦の「少し不安」な要素【見解】

FOOTBALL ZONE / 2024年10月15日 8時30分

■【専門家の目|栗原勇蔵】オーストラリア戦の注目ポイントを指摘

 森保一監督率いる日本代表は、10月15日に北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4戦でオーストラリアと対戦する。ホームでの戦いとなるなか、元日本代表DF栗原勇蔵氏が注目のポイントを挙げている。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)

 日本は9月から始まった最終予選の初戦・中国戦を7-0の大勝スタート。続くバーレーン戦も5-0と快勝した。10月シリーズの初戦は、過去一度も勝利がなかった敵地でのサウジアラビア戦だったが、前後半に1点を奪い、2-0の勝利を収めた。

 ここまで3試合で15得点無失点と圧巻の成績を残している日本は、15日に宿敵オーストリアと対戦を控えるなか、栗原氏は「一番注目しているのは森保さんの采配」とし、「サウジ戦ではイエロー受けた南野をスパッと交代したり、そのあとも戦況がよく見えていた。テレビで、ピッチの上から見ている采配をしていた。今は駒が揃っているので、オーストリア戦では誰をどう使うのかが重要になると思う」と注目のポイントを明かしている。

 また「サウジにしてもアジアは近年、綺麗なサッカーしているので日本にとって嫌な戦い方をされない。雑な攻撃されたほうが日本は脆い。オーストラリアは昔ながらのボンボンロングボールを蹴ってくるのであれば、日本は少し難しい試合になる可能性はある。逆に正攻法でつなぐサッカーをしてくるのであれば5-0とかで勝つのでは」と、近年のアジア勢の戦い方にも触れつつ、オーストラリアの戦術次第では危ない可能性もあると、展望している。

 そのなかで、「ロングボール主体であれば最初のDFの対応が大事で、プレッシャーにいければDFラインも高く保てて、競り負けたとしてもゴールから遠いのでピンチにならない。出し手のところにいかにプレッシャーをかけられるか。蹴られてもチャレンジ&カバーして、コンパクトにしていればセカンドボールも拾える。そこが徹底できれば難なく勝てる」と、日本にとって嫌な戦い方をされた時の対処法を挙げている。

 日本は3バックが予想され、DFの谷口彰悟、板倉滉、町田浩樹はそれぞれ競り合いも強いが、どこまで跳ね返すことができるのか。さらにGK鈴木彩艶も、「安定してきているが、ハイボール処理には少し不安があるなと思う」と指摘するなかで、どのようなパフォーマンスを見せるのか、結果とともに内容にも注目が集まる。(FOOTBALL ZONE編集部)

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