日本×オーストラリアは「オウンゴール合戦」 W杯最終予選の“珍結果”に海外注目
FOOTBALL ZONE / 2024年10月15日 22時33分
■日本、オーストラリアともに相手のオウンゴールで得点
森保一監督率いる日本代表は、10月15日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第4節でオーストラリア代表と対戦し、ホームで1-1と引き分けた。今予選で初めて勝利を逃す試合となったなか、韓国メディアは「オウンゴールパーティー」とお互いの得点の内容にスポットライトを当てている。
最終予選で日本は中国戦を7-0、バーレーン戦を5-0と快勝。サウジアラビア戦では過去一度も勝利のなかった敵地での一戦を制した。3戦合計14得点無失点とこれ以上ない好スタートを切った日本は、ホームに難敵オーストラリアを迎え撃った。
キャプテンのMF遠藤航が体調不良でベンチ外となった一戦は、MF守田英正がキャプテンマークを巻くことに。試合は日本が主導権を握り、両サイドから立て続けに猛攻を仕掛けるも、ゴール前にブロックを築くオーストラリアの牙城を崩し切るには至らず、前半をスコアレスで折り返した。
0-0で迎えた後半13分、右サイドを駆け上がったオーストラリアDFルイス・ミラーがゴール前に高速クロス。これに反応したDF谷口彰悟が痛恨のクリアミスを犯し、オウンゴールで先制点を献上してしまう。最終予選4試合目で初失点を喫することになったが、後半31分、左サイドをドリブル突破しペナルティーエリア内に侵入したMF中村敬斗の放り込んだクロスが相手DFキャメロン・バージェスのオウンゴールを誘発。同点に追い付くと、そのまま1-1で終了した。
韓国のサッカー専門メディア「FOOTBALLISTA」は、「オウンゴールパーティー(合戦)」「フィジカルの差の克服に失敗」と見出しを撃ち、日本対オーストラリアの結果をピックアップ。「今回の試合は日本にとって最も厳しいものと予想された。オーストラリアはオセアニアサッカー連盟からアジアサッカー連盟に編入して以来、サッカー強国の地位を維持してきた。近年、結果が良くないことを加味しても、日本とフィジカル的に相性が大きく、決して侮れない相手だった。日本は国際Aマッチ8試合ぶりに初失点をしたことに加え、最終予選で初めて勝ち点を失い、伸び悩んだ」と触れていた。(FOOTBALL ZONE編集部)
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