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日本代表GKの「弱点のようだ」 露呈した課題を現地指摘「全体的に正確ではない」

FOOTBALL ZONE / 2024年10月29日 6時50分

■鈴木彩艶はエンポリ戦に出場し1-1のドローに終わった

 イタリア・セリエAのパルマに所属の日本代表GK鈴木彩艶は、現地時間10月27日のエンポリ戦にフル出場。チームは1-1で引き分けたが、現地メディアからは総じて飛び出しの不安定さを指摘された。

 パルマは開幕から2戦目に名門ACミランに勝利を収め好スタートが注目されたが、その後は勝ち切れないゲームが続きジワジワと順位を下げてきている。また、エンポリでは6月まで浦和レッズでプレーしたノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンがスタメン出場した。

 そのゲームは前半20分に鈴木が相手のシュートをセーブする場面はあったものの、前半34分に左サイドを完全に切り崩され中央への折り返しを決められた。記録は最後に競り合ったパルマのDFウォヨ・クリバリによるオウンゴールになった。

 それでもパルマは後半35分に中央からFWアンジュ・ボニーが蹴り込んで同点に。さらにPKを獲得したものの、GKのタイミングを外して蹴ったボニーのシュートはクロスバーに当たって外れて勝ち越しとはならず、9試合を終えて5試合目の引き分けで順位も降格圏直上の17位まで落とした。

 イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が、鈴木を「6点」としたが、「全体的に飛び出しが正確ではなく、彼の弱点のようだ。失点場面は、コースが変わったのがあまりにも近すぎて責任はない」と評した。

 また、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は「5.5点」とし、こちらでも「失点の場面にできることはなかったが、タイミングを逸した飛び出しがあった」と採点。パルマ専門ニュースサイト「パルマ・ライブ」は「6点」としたが、「特に必要とされない場面で前半には完璧と言えない飛び出しがいくつかあった。足下のプレーは完璧で安定感があった」と、同じようなポイントを指摘された。

 全体的にラインを高くする戦術だけに、鈴木が背後のスペースをカバーする場面も出てくる中で飛び出しのタイミングを指摘されていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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