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DFとは思えぬ“超絶トラップ弾”が「素晴らしい」 J連覇狙う27歳を代表OB絶賛

FOOTBALL ZONE / 2024年11月12日 9時30分

■太田氏が絶賛したトラップ「シュートを打てるところにボールを置けたことが一番良かった」

 ヴィッセル神戸は10月10日、J1リーグ第36節で東京ヴェルディとアウェーで対戦し、1-1で引き分けた。前半7分に豪快なボレーで先制ゴールを決めたのはDF山川哲史。元日本代表MF太田吉彰氏は「トラップが素晴らしかったですね」と、ディフェンダーである山川の巧みなボールコントロールを絶賛した。

 リーグ連覇を目指す神戸にとって大きな先制点はコーナーキック(CK)から生まれた。MF扇原貴宏から送り込まれたボールに対し、ゴール前でDFと競り合った山川。相手選手が頭でクリアしたボールを胸でトラップすると、すぐさま右足を振り抜いた。相手選手に当たってコースを変えたシュートは豪快にゴールネットを揺らした。

 太田氏はこのゴールをこう分析する。「競り合ったあとにちょっと下がっている。それで前向きの姿勢が取れたことが一番ですね。あとはこの密集地でトラップからシュートまでの速さが素晴らしい。シュートを打てるところにボールを置けたことが一番良かったと思います。トラップでちょっと右側に外しているんですよね。これが左に入ったり、ちょっとズレたりすると、寄せも早いので相手に当たってしまっていると思います」。山川の繊細なトラップが、このゴールにつながった一番の要因だと指摘した。

 スポーツ・チャンネル「DAZN」の公式X(旧ツイッター)がアップしたこのゴールの動画には「DFとは思えないトラップからのダイレクトボレー」「ゴラッソ過ぎる」「上手すぎる」といったファンからのコメントが寄せられていた。山川はこれで今季3得点目。ここ2試合連続でゴールを決めており、守備だけでなく、攻撃面でも連覇を狙う神戸に貢献している。(FOOTBALL ZONE編集部)

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