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移籍金100億円でも「お手頃価格」 リバプール関心再び…ソシエダ抱く「久保への不安」

FOOTBALL ZONE / 2024年11月12日 11時27分

■バルセロナ戦でマン・オブ・ザ・マッチの活躍を見せた久保建英

 スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英に、イングランド1部リバプールがマークを続けているようだ。古巣バルセロナとの試合で勝利に貢献し、改めてチームの中心としての価値を示した久保。スペインメディアではリバプールにおいて、エジプト代表FWモハメド・サラーの後継者になり得る存在として「契約解除金6000万ユーロ(約98億円)はプレミアリーグの強豪にとってお手頃価格」だと取り上げた。

 久保は今季ソシエダで3年目を迎え、先日には公式戦100試合出場を達成した。通算101試合目となったラ・リーガ第13節のバルセロナ戦(1−0)では右サイドでソシエダの攻撃を牽引。切れ味鋭いドリブルなどで再三、バルセロナ守備陣を切り裂いて1−0での勝利に貢献し、試合のマン・オブ・ザ・マッチにも選出された。

 スペイン紙「スポルト」はこの日本人MFの活躍ぶりを受けて「レアル・ソシエダが抱く久保への不安」と、冬の移籍市場に向けた久保の去就を特集。ここまでリーグ13試合に出場して3得点を挙げる久保を「レアル・ソシエダにとって重要な存在」だと強調し、今夏に退団したMFミケル・メリーノ(アーセナル)やDFロビン・ル・ノルマン(アトレティコ・マドリード)に続くビッグクラブからの引き抜きの可能性を指摘している。

 特に久保への関心を持っていると噂されるのはイングランド部リバプールで、夏の移籍市場でも、右ウイングのサラーの後継者として頻繁に久保の名前がメディアを賑わせた。同紙は久保が今年2月にサインした2029年までの新契約では契約解除金が6000万ユーロ(約98億円)と高額に設定されたことを明かしたうえで「プレミアリーグの強豪にとってはお手頃な値段だ」と伝えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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