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日本人MFが「世界のトップレベルに」 欧州で“無双”状態も…代表OBが指摘「苦しい時はある」【見解】

FOOTBALL ZONE / 2024年11月15日 19時30分

■【専門家の目|栗原勇蔵】バルセロナ戦の久保の活躍に言及

 日本代表の23歳FW久保建英は、スペイン1部レアル・ソシエダで中心的なアタッカーとして活躍中だ。現地時間11月10日に行われた首位バルセロナとの第13節。MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝いた久保は「世界のトップレベルになる選手」と、元日本代表DF栗原勇蔵氏も改めて絶賛の言葉を送っている。

 スタメンに名を連ねた久保は、古巣相手を切り裂くパフォーマンスを披露。前半30分、味方のパスを受けて右サイドで仕掛けの姿勢を取る。守備陣2人の間を突破するカットインで切り込んだ。高速のダブルタッチも駆使してシュートまでもっていったが、惜しくもボールはGKに阻まれている。

 試合を通し高いパフォーマンスを維持した久保は、バルセロナ撃破の立役者に。試合のMOMにも選出されている。栗原氏も「今バルサは世界一強いくらいのレベルというか、調子の良さだと思っています。その相手にああいうプレーができる。もう相手の実力どうこうじゃない感じがします」と古巣戦の久保のプレーに衝撃を受けたことを明かす。

「メッシとかもそうですけど、タッチがまず細かい。そうすると、スペースなくても自分のゾーンに入ると、もう止められないんです。相手が何人いても自分の道筋が見える時は、無双しちゃうと思うんですよ。相手が何人いても関係ない。リズムが相手と合うと、人数かけられてもいくらでもなんでもできてしまいます」

 ただ絶賛した一方で、代表戦などで苦戦する場面には理由があると栗原氏は考察する。

「逆に代表で格下相手にそういった場面があまり見られないのは、対策を練られているからです。カットインしても敵が来て、なかなか剥がせない。そういう戦術を立てられると、ちょっと苦しい時はあるとは思います。そういうことを代表の国際マッチで相手はやってくると思います。正直バルサとかだと、もう自分たちのスタイルだからそこまでやってこないですよね」

 そんな久保は、現地時間11月15日に日本代表の一員として2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のインドネシア戦(ジャカルタ)を控えている。栗原氏は「ある意味、格上相手の方が活躍するイメージはありますね。できる時とできない時の差が激しいとも言えます。その波がなかったらもう世界一、本当に世界のトップレベルになる選手なのかなと思います」と、久保にさらなる成長を期待していた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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