日本サポーターの行動に海外感銘「模範にすべき」 スタジアムでの振る舞いに「価値がある！」

■インドネシアメディアは日本サポーターが行う試合後の清掃を紹介

　森保一監督率いる日本代表（FIFAランク15位）は現地時間11月15日、北中米ワールドカップ（W杯）アジア最終予選のインドネシア戦（同130位）を敵地で迎え、4-0で勝利を収めた。貫禄の快勝劇を示したなか、インドネシアメディアは日本サポーターが行う恒例のスタジアム清掃を「模範にすべき価値がある！」と称賛している。

　超満員の敵地で臨んだインドネシア戦は序盤から両サイドのスペースを幾度となく攻め込まれ、ゴール前で決定機を演出される苦しい展開が続いた。それでも0-0で迎えた前半34分、ペナルティーエリア左を突破したMF鎌田大地がオウンゴールを誘発すると、前半40分にMF南野拓実、後半4分にMF守田英正、同24分にDF菅原由勢が追加点を奪って4-0と圧勝した。

　そんな中でインドネシアメディア「Bola Sport」は公式X（旧ツイッター）で、日本人サポーターが試合後に行う清掃活動について紹介。「日本サポーターが試合後に清掃を実施する。これが日本サポーターであり、インドネシアで有名なインフルエンサーである加藤氏によって伝えられた」と伝えて、日本人サポーターのインタビューを掲載。「模範にするべき価値がある！」と称賛した。

　日本サポーターがアウェーでの試合後にスタジアムを清掃する活動はこれまでも世界で脚光を浴びてきた。高いサッカー熱を誇り、この試合でも熱狂的な応援を見せていたインドネシアも、その振る舞いに感銘を受けている様子だった。（FOOTBALL ZONE編集部）