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日本代表MFへプレミアクラブが関心か 現地報道「彼らのニーズに完璧に合致」

FOOTBALL ZONE / 2024年11月19日 8時30分

■ウォルバーハンプトンが遠藤航に白羽の矢

 イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航に対して、同1部ウォルバーハンプトンが関心を持っていると報じられた。英メディア「EPL Index」は球際のデュエルで無類の強さを誇る遠藤の「プロフィールがニーズに完璧に合致している」と獲得を狙う理由を伝えていた。

 遠藤は今季就任したアルネ・スロット監督の下で主にベンチスタートから終盤の途中起用がメインとなっている。完全に出番がなくなったわけではないが、オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフが急成長を遂げたこともあり、ここまたスタメン出場の機会はカップ戦の2試合のみだ。

 夏にはフランス1部マルセイユからのオファーが届くなど、他クラブからの関心は絶えない。英メディア「Football Insider」では、ウォルバーハンプトンが冬の移籍市場での獲得に関心を持っていると報じられた。“ウルブス”の愛称で知られる同クラブはここまでプレミアリーグでわずか1勝の19位と降格圏に沈んでおり、守備を安定させる存在としてリーダーシップやトップレベルでの経験豊富な遠藤に白羽の矢が立っているようだ。

「ウルブスは中盤の補強に積極的になっていて、遠藤のプロフィールは彼らのニーズに完璧に合致している。彼のブレーク・アップ・プレー(相手の攻撃を断ち切るプレー)とバックラインの前で盾となる能力は、中盤の安定性を欠くウルブスの問題を解消する可能性があるだろう。今季リバプールで出番は限られているが、昨季ユルゲン・クロップの下で44試合に出場した遠藤のクオリティーに疑いの余地はない」

 遠藤の市場評価額は1250万ポンドから1500万ポンド(約24億円から29億円)とされ、これは他の候補選手に比べて「お手頃な値段」だとされている。プレミアで残留争いの渦中にいるチームにとって、うってつけの選手として注目されているようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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