「ホンマにJFLなん？」大観衆に驚愕 条件は「2095」も…4倍超集結した“運命の一戦”

■入会条件に必要だった2095人を遥かに上回る9531人が来場

　JFLの栃木シティFCは11月17日、第29節のアトレチコ鈴鹿戦に6-0で勝利した。この日でJリーグ入会条件を満たし、JFL優勝と来季のJ3昇格を決めた。カンセキスタジアムとちぎには9531人の大観衆が来場。大盛り上がりの様子にSNS上で「ホンマにJFLなん？」と驚きの声が上がっていた。

　栃木シティは前半4分にFW鈴木国友のゴールで先制すると、怒涛のゴールラッシュ。同25分に鈴木がこの日2点目を決めると、同34分にMF宇都木峻、同37分にMF岡庭裕樹と前半だけで4得点を奪った。後半にもFW吉田篤志、途中出場のMF表原玄太のゴールで2点を追加して圧勝した。

　スタジアムには、Jリーグ入会に必要だった2095人を遥かに上回る9531人が来場。運命の一戦に、試合前の選手到着時からサポーターのボルテージは高く、栃木シティFCが投稿した動画には「すごい盛り上がり」「ホンマにJFLなん？」「めっちゃ人多いやん」と、驚きの声が寄せられていた。栃木県にはJ2の栃木SCもあり、栃木シティの昇格で、2クラブ目のJクラブとなる。（FOOTBALL ZONE編集部）