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「日本は完璧だ」 欧州驚き…“6戦22発”アジア無双、W杯王手の独走態勢「すでに恐ろしい」

FOOTBALL ZONE / 2024年11月21日 7時1分

■中国戦勝利でW杯出場へ王手、最終予選での盤石な戦いぶりにスペイン熱視線

 森保ジャパンは11月19日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で中国に3-1で勝利し、2024年の代表活動を白星で締めくくった。今予選6試合で5勝1分で2位に9ポイント差をつけてC組首位を独走し、本大会出場に王手をかけている。海外メディアも「日本はすでに恐ろしい」とその圧倒的な強さを絶賛している。

 アジアの出場枠が4.5から8.5へ大幅に拡大されたとはいえ、オーストラリアやサウジアラビアの強豪国に加え、バーレーンやインドネシアなども近年の成長著しく、一瞬の油断で足元をすくわれかねないのがこの最終予選だ。

 しかし、日本は初戦で中国に7-0と大勝すると、バーレーン、サウジアラビアも無失点で撃破。10月の本拠地オーストラリア戦は引き分けで初めて勝点を落としたが、アウェー連戦となった11月シリーズできっちりと連勝を飾った。ライバル国がやや停滞している一方、ここまで6試合で22得点2失点と攻守に隙のない戦いを披露。森保監督は選手を積極的に入れ替えながら戦い、戦力に厚みも加わってきた。

 スペイン紙「AS」は「日本は開催国のアメリカ、メキシコ、カナダに続いて2026年W杯出場を決める最初のチームに近づいている。ここまで無敗。中国戦の3-1の勝利で、20得点(実際は22得点)2失点。1試合平均3点以上と圧倒的な攻撃力を誇っている」とアジアで無類の強さを誇る日本を称えた。「ここまでの日本の成績はほぼ完璧だ。オーストラリアとの引き分けが唯一の躓き、W杯出場をほぼ手中に収めている」と無傷での本大会出場権獲得が間近であることにも言及していた。

 W杯ではこれまでベスト16の壁を越えられていない日本だが、前回のカタールW杯ではスペインとドイツを撃破して世界に衝撃を与えた。代表メンバーの大半は海外組となり、スタメンにはヨーロッパ有力クラブでプレーする選手がずらりと並ぶ。同紙は「堂安(律)、南野(拓実)、古橋(亨梧)、前田(大然)、中村(敬斗)、三笘(薫)、遠藤(航)、GKの鈴木(彩艶)、そして何よりも偉大な久保(建英)がいる」と選手たちの名前を挙げ、「日本はすでに恐ろしい」と伝えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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