26歳日本人は英国でなぜ「外せない存在」に? チーム内の際立つ“数値”が話題「昇格の鍵」
FOOTBALL ZONE / 2024年11月24日 9時30分
■田中碧はリーズでスタメン定着
イングランド2部リーズ・ユナイテッドにおいて、日本代表MF田中碧の存在価値が非常に大きなものとして評価されている。アメリカのスポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は「いかにして田中碧がリーズでアンドロッパブルな選手になったのか」と特集していた。
田中は今夏の移籍市場でドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフからリーズへ完全移籍。加入当初はベンチスタートだったが、主力選手の負傷離脱が相次いだことを受けてシーズン途中から先発の座に定着し、ハイパフォーマンスを続けて先発の地位を不動のものとしている。
記事では「この26歳が11月になって事実上アンドロッパブル(外せない)な存在になっていると予想していたリーズのファンはほとんどいなかっただろう」と田中のここまでの活躍は想定外のものだったと驚きを持って伝えられている。そのうえで田中がピッチ上で残した印象的なスタッツについて特筆されている。
MFイーサン・アンパドゥ、MFイリヤ・グルエフ、MFジョー・ロスウェルという3人のセントラルMFとの比較で、田中が攻撃面において特に秀でているのがパスの正確性だ。90分あたりの平均パス成功率はここまで74.37%。2番目に高いのがアンパドゥの61.53%ということを考えると、頭一つ抜けた数字で、中盤での組み立てやチャンスメイクに欠かせない存在であることが分かる。
一方、田中は守備に関しても高い貢献を示しているという。空中戦勝利数やタックル数に関してはアンパドゥやMFイリヤ・グルエフと比べて少ないものの、90分あたりのインターセプト数は1.5回でグルエフの1.44回を抑えて4人の中で最多。ボールのリカバリー数も7.17回で次点のアンパドゥ(4.83回)に大差をつけた。正確なポジションニングと試合の流れを読む力によって相手の攻撃を防いでいるようだ。
そのほかにもドリブルやクロスにおいても高い数字を叩き出しており、田中の攻守におけるチームへの貢献度は計り知れない。記事では「今季リーズがプレミアリーグへの昇格を果たすとすれば、ピッチ中央での田中のクオリティーが鍵になるかもしれない」とその重要性の大きさが強調されていた。(FOOTBALL ZONE編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日本人が英で躍動「驚くべき新発見」 過半数票で月間MVP…止まぬ称賛「チームに必要不可欠」
FOOTBALL ZONE / 2024年11月14日 8時30分
-
日本代表26歳は「もう少しやれた」 指揮官から評価上昇、移籍3か月で古豪のキーマンに【現地発コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年11月9日 11時10分
-
主力が復帰しても「外すのは難しい」 欧州で高まる日本代表MFへの信頼…掴んだ定位置
FOOTBALL ZONE / 2024年11月6日 19時0分
-
日本代表26歳を英絶賛…新戦力で最高評価 ウェールズ代表と共演で「素晴らしい中盤」
FOOTBALL ZONE / 2024年10月31日 21時10分
-
日本代表26歳が「2部リーグのレベルではない」 定位置確保で現地絶賛「わずか8試合で地位を確立」
FOOTBALL ZONE / 2024年10月29日 8時30分
ランキング
-
1【プレミア12】侍・井端監督「あと1試合何とか勝ちたい」 24日決勝は大会初全勝V、連覇かけた大一番
スポニチアネックス / 2024年11月23日 22時38分
-
2メジャー挑戦の巨人・菅野智之に「ジャイアンツ」が興味と米報道 4年前も協議 2年契約も可能か
スポーツ報知 / 2024年11月24日 9時3分
-
3侍J 台湾との打ち合い制し、国際大会27連勝! プレミア12連覇へあと1勝 台湾と再戦へ
スポニチアネックス / 2024年11月23日 22時28分
-
4侍J戦で突如現れた超大物 恐縮する選手たちにX注目「少年の顔に戻る」「コーチも挨拶してた」
THE ANSWER / 2024年11月24日 6時53分
-
5【プレミア12】藤平&大勢の“温存”に成功!さあ連覇へ初全勝Vへ、決勝先発は戸郷!「全力で投げたい」
スポニチアネックス / 2024年11月23日 22時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください