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元日本代表MF稲本潤一が現役引退を発表 45歳で決断…小野、高原らと黄金世代として活躍

FOOTBALL ZONE / 2024年12月4日 12時7分

■公式リリース発表

 元日本代表MF稲本潤一が、今季限りでの現役引退を発表した。所属する南葛SCを通じて12月4日、「このたび、今シーズンをもって現役を引退する決断をいたしました」と、コメントしている。

 45歳の稲本は、ガンバ大阪の下部組織から1997年に、当時最年少の17歳6か月でJデビュー。79年生まれの黄金世代として、小野伸二氏や高原直泰氏らとともに年代別代表やA代表の主力として活躍し、一時代を築いた。

 ワールドカップには3大会(2002年日韓大会、06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会)に出場し、日韓大会では、ベルギー戦、ロシア戦でゴールを決め、ベスト16進出に貢献した。

 2001年以降、プレミアリーグの強豪アーセナルやフルハムなどを渡り歩き、06年以降はトルコ、ドイツ、フランスでプレー。10年に川崎フロンターレへ移籍し国内復帰を果たしたあとは、北海道コンサドーレ札幌、SC相模原、22年から南葛SCに所属していた。

 稲本のコメントは以下のとおり。

「このたび、今シーズンをもって現役を引退する決断をいたしました。南葛SCという素晴らしいクラブでキャリアの最後を迎えることができることを、大変誇りに思っています。

 この3シーズンでJFL昇格を果たせなかったことは、心残りであり、ファンや関係者の皆様には申し訳ない気持ちもあります。しかし、クラブオーナーである高橋先生が掲げる
『アジアチャンピオンズリーグ制覇』という大きな目標に向けて、自分もまた新たな形でサッカー界に貢献し、その目標達成のために力を尽くしたいと考えています。これからのキャリアの中で、もし再び南葛SCから必要とされる機会があれば、その時は全力で力を貸したいと思っています。

 このクラブで過ごした3シーズンは、私にとってかけがえのない時間でした。南葛SCを支えてくださった全ての方々に心より感謝申し上げます。ありがとうございました」(FOOTBALL ZONE編集部)

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