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ポドルスキが架け橋に…神戸と現所属クラブが提携 日本人選手を絶賛「学ばないといけない」 

FOOTBALL ZONE / 2024年12月14日 15時17分

■古巣の神戸が現在所属するグルニク・ザブジェがパートナーシップを締結

 J1を2年連続で制したヴィッセル神戸は12月14日、ポーランドの名門グルニク・ザブジェとパートナーシップ締結を結んだと発表した。2019年まで神戸でプレーし、現在、同クラブに在籍する元ドイツ代表MFルーカス・ポドルスキが間を取り持って実現。槙野智章の引退時代で来日したポドルスキはこの日、ノエビアスタジアムで会見し「ヴィッセル神戸と今自分が所属しているチームがパートナーシップを結ぶことができて非常に嬉しく思います」と語った。

 この提携により、両クラブは移籍や選手育成、スカウティング、ブランディングなど複数の分野で連携を深め、両クラブの発展を目指していくことになる。ポドルスキは「日本の選手のクオリティとか特性というものはよく知っている。その特性はヨーロッパでも活きるし、若手の部分で日本の市場というのはまだまだ世界に知られていない。若い選手の次の扉を開く第一ステップになるようにっていうのも一つありますし、日本の市場にどんどん入っていって、もっと扉を大きく開いていきたい」と思いを語った。

 グルニク・ザブジェではMF奥抜侃志(現ニュルンベルク)やMF横田大祐(現カイザースラウテルン)がプレーし、現在はMF古川陽介が在籍している。自身も神戸でプレーし、日本人選手をよく知るポドルスキは「実際に今、日本人選手がたくさんヨーロッパで活躍してるっていうところも事実ですし、日本代表がそれを証明して、本当にいい状態で世界の強豪と渡り合ってるっていうところ見ても、日本サッカーっていうのが成長している」と、日本サッカー界の進歩を実感している。

「日本人のキャラクターっていうところで言うと規律を守れる、きちっとピッチの中でも外でも、そういう姿勢があるっていうところ、ロッカールームでの振る舞いとかを、僕らヨーロッパの選手たちも学ばなきゃいけないものがたくさんある。そういうところで日本人選手が自分たちに与えるものというものはすごく大きいものである」と日本の選手たちを絶賛。ポドルスキの導きで、新たに欧州で活躍する日本人が現れるかもしれない。(FOOTBALL ZONE編集部)

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