欧州経験ある26歳MFが鳥栖へ完全移籍、技巧派FWは再びレンタルへ…最新の去就動向
FOOTBALL ZONE / 2024年12月16日 20時30分
■J2降格の鳥栖は水戸からMF新井晴樹を獲得
Jリーグ各クラブは12月16日、来季に向けた契約動向を発表した。アビスパ福岡は東京ヴェルディで10番を背負ったMF見木友哉を完全移籍で獲得。またJFL(日本フットボールリーグ)を優勝しJ3へと昇格を決めた栃木シティからはJ1でプレー経験のあるMF田中パウロ淳一が契約更新となっている。
見木は2019年、ジェフユナイテッド千葉で特別指定選手としてデビュー。今季は東京Vで背番号「10」を背負って戦い37試合4得点をマークした。また福岡は見木の補強に加え、同日に26歳DF小田逸稀が来季の契約を更新。今季リーグ戦28試合2得点の主力が来シーズンも福岡とともに戦う。
J3初昇格を決めた栃木シティは、川崎フロンターレ、ツエーゲン金沢、FC岐阜、レノファ山口、松本山雅FCとJクラブを渡り歩いた31歳の田中と来季契約を更新。またJ3ギラヴァンツ北九州で主力だったDF乾貴哉(37試合2得点)、加えて小西慶太郎、東川続(2人ともに国士舘大学)、梅澤魁翔(東洋大学)の若き3人の選手を獲得しており、初挑戦の舞台へチーム作りを進めている。
一方、J2降格となってしまったサガン鳥栖は水戸ホーリーホックからMF新井晴樹(今季34試合1得点)を完全移籍で獲得した。新井は約1年半、過去にはセレッソ大阪へのレンタルも経験。2022-23年シーズンにクロアチア1部HNKシベニクでプレーした経歴を持つ26歳は「強靭な太ももで鳥栖のために走りまくります。優勝してJ1に帰りましょう」と力強いコメントを残している。
鳥栖より今季ザスパ群馬へ育成型期限付き移籍していた22歳FW樺山諒乃介は、2025年シーズンは北九州へ。「もっと成長して皆さんに会えるように1年間北九州で頑張りたいと思います!」。育成型期限付き移籍として再び成長を誓う。(FOOTBALL ZONE編集部)
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