移籍半年なのに…欧州で日本人躍動「23歳と思えない」 規格外プレーに“代表待望論”

■マインツ佐野海舟、バイエルン戦のプレーが反響

　ドイツ1部マインツの日本代表MF佐野海舟は、現地時間12月14日に行われたブンデスリーガ第14節バイエルン・ミュンヘン戦で攻守に躍動し、2-1の勝利に貢献した。鋭いボール奪取から効果的に攻撃へつなげてみせるなど、タレント揃いの相手に特大なインパクト。その安定感抜群のパフォーマンスに「規格外」「さらに凄み増した」と驚きの声が上がっている。

　首位バイエルンをホームに迎えた一戦で、佐野が輝きを放った。今夏に鹿島アントラーズからマインツへ完全移籍した23歳は、主戦場とするボランチの一角で先発フル出場したこの一戦では、強豪バイエルン相手にも真骨頂である手堅い守備がハマった。鋭いボール奪取から攻撃につなげる場面を見せれば、後半31分には味方とのワンツーからゴール前に侵入し、積極的にシュートを狙う場面もあった。

　海外データ分析サイト「FotMob」によると、この試合の佐野は地上戦勝利（3回／3回中）、空中戦勝利（1回／1回中）でともに100％を記録。インターセプト数でも両チーム最多タイの6回と、傑出した数値に。強豪バイエルンからの金星に貢献した働きぶりにファンからは「規格外」「完全にブンデスリーガに適応している」「23歳の若手とは思えない」「さらに凄み増した」などと驚きの声が並び、「早く代表へ呼んで」と代表待望論まで飛び出している。（FOOTBALL ZONE編集部）