遠藤航が「重要な役割を果たした」　決勝弾の起点、まさかのCB起用に高評価「十分な働きを見せた」

FOOTBALL ZONE / 2024年12月19日 7時35分

■サウサンプトン戦にCBでスタメン出場

　イングランド1部リバプールは現地時間12月18日、カラバオ・カップ準々決勝でサウサンプトンと対戦し、2-1で勝利した。この試合で日本代表MF遠藤航はセンターバック（CB）でスタメン出場し、チームの勝利に貢献した。

　遠藤はまさかのCBの一角でスタメン出場となった。攻撃時にはボランチの位置にポジションを取り、ポゼッションに参加するなど重要なタスクを担った。

　リバプールは前半24分にFWダルウィン・ヌニェスが先制ゴールを奪うと、同32分にはFWコーディー・ガクポと遠藤のパスワークで中央を突破すると、最後はMFハーヴェイ・エリオットが右足でゴールネットを揺らし、2点のリードを奪った。後半14分には遠藤の顔面に直撃したボールから不運な失点につながるも、2-1でリバプールが勝利。遠藤はフル出場で勝利に貢献した。

　そのなかで、リバプール専門メディア「ROUSINGTHEKOP」は遠藤に「6」評価をつけ、「ポジションを外れても十分な働きを見せた」とCBでのプレーぶりを評価。また、英紙「リバプール・エコー」は遠藤に「7」をつけ、「ガクポとの連係でレッズの2点目に重要な役割を果たした」と、2点目の起点になったプレーを評価。CBでもボランチでも変わらぬ堅実なプレーが高評価となり、同紙では「この夜はキャプテンを務めた」と、後半からキャプテンマークを巻いたことにも触れつつ、チーム2番目タイの高評価を与えた。

”偽CB”とも言われるようなタスクをこなし、勝利に貢献した遠藤。現在プレミアリーグで首位を走るリバプールにとって、重要なオプションになるかもしれない。（FOOTBALL ZONE編集部）