26歳がJ1強豪入り「遂に来たぁ」…去就決定に歓喜「こんな旬な選手が来てくれるとは」

■札幌退団の菅、広島移籍が反響

　J1サンフレッチェ広島は12月24日、北海道コンサドーレ札幌との契約満了が発表されていたFW菅大輝の獲得を発表。小学校4年の時から札幌の下部組織でプレーし、これまで札幌一筋のキャリアを歩んできた菅にとっては、プロキャリアで初の移籍となる。SNS上では加入を喜ぶ広島のファンの声や退団を惜しむ札幌のファンの声が多く寄せられている。

　来季のJ2降格が決まった札幌は、12月8日に行われた最終節の柏レイソル戦を前に契約満了選手を発表。柏戦でも先発起用された菅だったが、クラブからは今季限りでの退団を言い渡された状態で先発としてピッチに立った。1-0で勝利したこの試合を最後に札幌のユニフォームに別れを告げることとなった菅だが、それから約2週間、広島に加入することが発表された。

　今シーズン、最終節まで優勝争いを繰り広げていた広島だが、惜しくも2位でシーズンを終えている。来シーズンこそ、2013シーズン以来の優勝を目指すチームにとっては2025シーズンに向けた最初の新加入選手として発表されたのが菅だった。

　菅の加入を発表した広島の公式X（旧ツイッター）には、「ずっと前から求めてた」「強力な補強」「サイドを駆け巡って欲しい！」「こんな旬な選手が来てくれるとは」「遂に来たぁ」「補強第1号は菅か！」「頼もしい補強！」といった広島ファンの加入を歓迎する声があふれた。

　また、札幌のファンからも「サンフレッチェ広島の皆さん菅ちゃんをよろしくお願いします。いくつになっても呼び方は菅ちゃんです」「菅大輝はプレーだけでなく生活面もとてもいいパパさんです」「終盤まで走れます・キャノン砲打てます・空中戦もそこそこ頑張ってくれます・トラップめちゃくちゃ上手いです」といったトリセツのようなコメントや「北海道にサムライブルー着て凱旋してくれー！！」と、長らくクラブを支えたレジェンドへの愛あふれるコメントも多く見られた。（FOOTBALL ZONE編集部）