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日本人vs“200億円超MF”…その差は「決定的」 相手吹き飛ばす脅威タックルへ絶賛の嵐【24年厳選】

FOOTBALL ZONE / 2024年12月26日 12時37分

■遠藤がカイセドと対峙したシーンを回顧

 日本代表MF遠藤航は、新監督の下でイングランド1部リバプール所属2年目を迎えた。出場機会が減り一時は移籍の噂も出るようになったが、カップ戦でセンターバック(CB)起用されキャプテンマークも巻き、最高評価を得る活躍ぶりを披露。大きな存在感を示した。2024年のサッカー界では数々の名シーンがあったなか、今回はそんな遠藤の驚異的タックルシーンを振り返る。

 遠藤は2023年夏にドイツ1部シュツットガルトからリバプールに加入。当時のユルゲン・クロップ監督の下でスタメンを勝ち取り、昨季は公式戦43試合2ゴール1アシストの結果を残した。しかし今季からアルネ・スロット監督の体制に代わり、出場機会を大きく減らす。ここまでプレミアリーグの出場は6試合にとどまっているが、12月18日のリーグカップ準々決勝サウサンプトン戦では移籍後初のCBとしてスタメンでプレー。後半開始からはキャプテンも務め2-1の勝利に貢献した。現地では遠藤に対し高評価が相次いでいる。

 そんな遠藤の持ち味である“デュエル”シーンは、これまで何度も話題に。特に24年2月25日に行われた昨季のリーグカップ決勝チェルシー戦で相手MFに見せたタックルは見事だった。英国史上最高額の1億1500万ポンド(約219億円)の移籍金でチェルシーへと渡った23歳エクアドル代表MFモイセス・カイセドと対峙。ワンツーで抜け出した際、身体の強さを見せ遠藤が相手を弾き飛ばしてボールをキープした。

 海外サッカーサイト「OneFootball」も「この2人のフィジカルバトルは、確かにその差を決定的なものにした」と取り上げ遠藤を絶賛。延長含め120分フル出場で1-0の勝利に貢献し、加入後初のクラブタイトルを獲得した。今シーズンも次第に評価を高めている遠藤。CB起用など新たな挑戦もしつつ、今も成長を重ねている。(FOOTBALL ZONE編集部)

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