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女性主審への“ハグ”が「紳士的」 予期せぬ事態も…日本代表MFがとっさの神対応【24年厳選】

FOOTBALL ZONE / 2024年12月28日 11時58分

■9ゴール6アシストと復活を果たした南野拓実が見せた紳士的対応

 日本代表MF南野拓実は2023-24シーズンに完全復活を果たし、9ゴール6アシストを記録。チームの2位フィニッシュの立役者となり、クラブの年間MVPやフランス紙「レキップ」の選ぶベストイレブンに選出された。2024年のサッカー界では数々の衝撃シーンがあったなか、今回はそんな南野にまつわるアクシデントを振り返る。

 予期せぬハプニングが起きたのは、4月7日に行われたリーグ・アン第28節レンヌ戦(1-0)の後半アディショナルタイムだった。女性審判員のステファン・フラパール主審はハイボールの競り合いの際にモナコにファウルがあったとして、短く笛を吹く。しかし浮き球に反応していた南野はプレーを止めることができずにジャンプしてボレーキックでボールを前方に送ろうとした。このボールが近くにいたフラパール主審に直撃してしまったのだ。

 故意ではなかったとはいえ、勢いのあるボールが直撃したが、フラパール主審は何事もなかったかのように試合再開の準備を進める。南野はフラパール主審に駆け寄って両手を広げて彼女の肩を軽く叩き、謝罪の意を示した。

 この一連のシーンをリーグ・アン公式もSNSで公開。この試合の決勝点の起点になり、勝利にも貢献した南野だったが、女性審判員へのとっさの対応には「紳士的」と称える声もファンからあがっていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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