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プレミア内定FW高岡伶颯は何が凄い? 初戦でハット…J1スカウトが唸った“勝負強さ”「見ものです」

FOOTBALL ZONE / 2024年12月30日 7時10分

■日章学園(宮崎)は西目(秋田)と対戦し6-1で快勝

 日章学園(宮崎)のエースFW高岡伶颯は、第103回全国高校サッカー選手権1回戦の西目戦(秋田)でいきなりハットトリックを達成。2アシストを含む5得点に関与するなど、圧巻のプレーを披露したなか、この試合に訪れていたJクラブのスカウトにどこが凄いのか聞いた。

 高岡は1、2年生時には初戦敗退と涙を飲んでいたなかで、超高校級タレントとして最後の選手権に登場。すると1回戦の西目相手に序盤から格の違いを見せつけた。前半10分、クロスのこぼれ球に反応し右足ボレーでまずは1点目をマークした。さらにその7分後には左サイドのクロスをトラップ後、相手DFを1人かわして左足でネットに突き刺した。高岡はチーム4点目のアシストをすると、前半終了間際にはセットプレーから打点の高いヘディングでハットトリックを達成した。

 後半にはチャンスこそあったが決められずも、MF南創太(ベガルタ仙台内定)のゴールをアシスト。終わってみれば3ゴール2アシストで、この試合の6ゴール中5得点に関与する衝撃のプレーを見せた。

 この試合にはJクラブスカウトが数人スタンドに訪れていたが、その中の1人、J1チームのスカウトは高岡について、「まずは突破力、ドリブル、決定力が凄い」と触れ、「代表でも点取ってて、大舞台に強いなと。正直この年代では頭が1つも2つも抜けている。全国の舞台でどこまできるの楽しみですし、見ものです」と絶賛していた。

 高岡は昨年11月に開催されたU-17ワールドカップ(W杯)で、3戦4発を決めて日本の決勝トーナメント進出の立役者となっていた。日本一の置き土産をチームに残してイングランドへ渡ることができるのか、2回戦以降での高岡の活躍に注目が集まる。(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)

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