選手権でハンドスプリングスロー再び！ またもスタンド騒然…高校生が大技披露

■高知MF西森吏玖が2回戦でもハンドスプリングスロー披露

　第103回全国高校サッカー選手権の2回戦が12月31日に各地で行われ、高知（高知）は静岡学園（静岡）と対戦。高知MF西森吏玖は、1回戦の専大北上戦（岩手）でハンドスプリングスローを披露し会場やSNSで反響を呼んだなか、静岡学園戦でも披露。再び会場を沸かせた。

　高知は1回戦で専大北上と対戦し、ロングスローやセットプレーからチャンスを演出し、2-0の勝利を収め2回戦へと進んだ。対する静岡学園は、J1川崎フロンターレ加入内定の主将DF野田裕人がチームを牽引し、広島国際学院（広島）相手に2-0と危なげなく勝利していた。

　そんな2チームが対戦した2回戦でスタンドが再びどよめいた。前半2分、右サイドでスローイングを得た高知は、西森がボールを持つ。ゴールまで40メートルほど距離があったが再びハンドスプリングスローを披露し放り込んだ。会場を沸かせたスローはゴール前まで届くもクリアされてしまい、得点にはつながらなかった。その後、同21分にも西森がハンドスプリングスローを選択。ハーフウェーラインから長距離スローを投げ込んだ。

　その後同7分に静岡学園MF天野太陽に先制点を決められ、0-1とリードを許している。（FOOTBALL ZONE編集部）