久保建英が“50m級”異次元パス「たった1本のパスで」 相手10人置き去り…カメラも予想外【見解】
FOOTBALL ZONE / 2025年1月1日 14時40分
■【専門家の目|太田宏介】相手陣内を横断する久保のスルーパスに再脚光
森保一監督率いる日本代表は、2024年の北中米ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選で5勝1分と圧倒的な強さを見せた。その一員であるMF久保建英は、試合でも技術の高さを度々披露。今回は、そのなかでも大きな反響を呼んだ、敵地バーレーン戦のハーフコート横断スルーパスに脚光を当てる。元日本代表DF太田宏介氏も23歳のたぐいまれな才能を絶賛した。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)
◇ ◇ ◇
現地時間9月10日、アウェー猛暑の中行われたバーレーンとの一戦。試合前には日本の国歌へのブーイング、試合中には緑のレーザー光線が日本代表の選手に当てられるなど洗礼をたっぷりと受けたなかで、5-0の快勝を飾る。久保は後半20分から途中出場。SNS上でも大きな話題を呼んだのが、同40分に披露したロングスルーパスの場面だ。
周囲を確認しながら自陣まで下りてきた久保は、DF谷口彰悟からパスを受ける。素早いターンで前を向くと、相手陣内を切り裂く1本のグラウンダーのスルーパスを通し、抜け出したMF中村敬斗へボールを届けた。前線の相手選手を欺く見事なプレーだったが、惜しくも得点には至らず。それでも「異次元」「カメラが全く追いつけてない」と話題が広がった。
太田氏も、改めてこのプレーに「あそこで浮き球ではなくライナーで……」と感嘆の声を漏らす。対戦相手のバーレーンは引いてショートカウンターを狙うチームである点にも触れつつ「前に相手のフィールドが10人いて、全員前向きだったところをたった1本のパスで射抜く。さすがですね」と、FC東京時代に共闘した元同僚のワンシーンを嬉しそうに語った。
多くの選手は「DFの頭の上を狙う」パスをイメージするが、久保は「リスクも伴う」グラウンダーパスで意表を突いた。「下りてくる時点でパスまでイメージしていて、ファーストタッチもそれ用に自分の蹴りやすい位置に置いたと思います。多分建英からしたら、狙い通り、当たり前のプレーだったのかなと。ほかの人が狙えない、選択肢の広さを持っていますよね。素晴らしいです」と常に周囲を見渡し、驚きのプレーを見せた久保を改めて賞賛していた。(FOOTBALL ZONE編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日本戦ピッチに“異常事態”「嫉妬に近いもの」 立て続けの障害に物怖じせず「最高の見せ方」【見解】
FOOTBALL ZONE / 2025年1月1日 12時40分
-
高校生が驚きの“50m大技”「初めて見た」 全国の舞台で実践…元日本代表DFも驚愕【見解】
FOOTBALL ZONE / 2024年12月31日 11時22分
-
日本代表の足首が「曲がった」…南米MFの危険タックル 海外移籍直後の悲劇から復活【24年厳選】
FOOTBALL ZONE / 2024年12月28日 11時51分
-
カメラも騙された…日本代表MFの絶品パス「拍手しかない」 小野伸二が仰天「何だ、今の」【24年厳選】
FOOTBALL ZONE / 2024年12月18日 7時20分
-
久保建英の元同僚FWが「化け物」 時速112キロ“弾丸”ゴラッソに反響「厄介すぎる存在」
FOOTBALL ZONE / 2024年12月7日 9時30分
ランキング
-
1箱根駅伝の“超高速化”にOB驚愕「この時代じゃなくて良かった」 史上初の6区56分台が与えた衝撃
THE ANSWER / 2025年1月3日 19時33分
-
2【MLB】ドジャース胴上げ投手がヤンキースとのWSで激怒していたと激白「あいつら最悪だ」
東スポWEB / 2025年1月2日 17時24分
-
3異色の“投げる医師”くふうハヤテ・竹内奎人、背水の激白 今季ドラフト指名なければ選手引退「医学の道に専念」
スポーツ報知 / 2025年1月4日 7時0分
-
4日本では「たった6試合出場」 横浜で成功できなかった助っ人…米復帰も直面した壁
Full-Count / 2025年1月3日 8時11分
-
5イチロー氏&松井秀喜氏が激論…日本野球の“未来予想図” レジェンドがぶつけ合った本音
Full-Count / 2025年1月3日 17時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください