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日本代表の後輩が指摘…鹿島時代は「どういう色だったのか」 明かした札幌監督の素顔【見解】

FOOTBALL ZONE / 2025年1月2日 8時20分

■【専門家の目|栗原勇蔵】北海道コンサドーレ札幌の岩政大樹新監督を語る

 北海道コンサドーレ札幌は岩政大樹氏が新監督に就任し、1年でのJ1復帰を目指すシーズンとなる。では、岩政新監督とはどのようなキャラクターなのだろうか。日本代表でともに戦った経験を持つ栗原勇蔵氏は「兄貴肌で頭もいいので、すごく頼りがいのある印象」と明かした。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)

   ◇   ◇   ◇

 山口県出身の岩政氏は岩国高校、東京学芸大学を経て鹿島アントラーズではリーグ3連覇に貢献。栗原氏は「本当に頭を使ってやるタイプ。身体はもちろん大きかったですし、プレースタイルはゴリゴリしてましたけど、すごく能力が高かったわけでもなく、頭脳的なところはかなりありましたよ」と振り返った。

 岩政氏は2018年限りで現役引退後、2022年から鹿島のコーチに就任。同年8月には監督に就任し、2023年シーズン終了まで1年半にわたって務めた。栗原氏は「監督をやると聞いたとき、うまくやれる人なのかなと思いました。鹿島や海外(タイ1部)でやった経験もある」と言及。2学年上の先輩の印象を語った。

 一方、鹿島ではレネ・ヴァイラー監督の解任を受け、コーチから繰り上がる形で就任した。結局、自身の戦術を出す前に退任となり、栗原氏は「どういう色だったのかがちょっと分からなかったところも」と指摘。「ミシャさんのサッカーを継続するのか、何を期待されて札幌に行くのか」と興味津々のようだ。

「ミシャのサッカーを引き継ぐのだったら、別にミシャ本人でいいという感じがします。いいところだけ引き継いでというのは簡単ではないが、すぐに選手を引きつけ、引き寄せる力を持っているとは思う。札幌にゆかりがあるわけでもない人なので、どうしても1年でJ1に上げたい気持ちがあるのかなと思います」

 鹿島での悔しい経験を糧に、ベトナム1部ハノイの監督、東京学芸大学のコーチとして実績を積み上げてきた岩政氏。札幌では、果たしてどのようなサッカーを披露してくれるのか。栗原氏は岩政監督の独自の色に期待を込めた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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