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“平成元年生まれ”35歳が世界トップ10入りの衝撃 海外メディア特集…日本人が3人ランクイン

FOOTBALL ZONE / 2025年1月3日 11時31分

■最速ランキングで木村、永井、林がトップ10入り

 2025年を迎えるなか、世界各国のメディアでは2024年を振り返る企画を行っている。スペイン紙「AS」は、「2024年に最も速かった選手たち」を特集。トップ10には3人のJリーガーがランクインする驚きの結果が出ている。

 2024年で最も速く走ったスピードキングに輝いたのは、イングランド1部ピーターバラに所属するFWリッキー=ジェイド・ジョーンズ。センターFWと左ウイングでプレーするアタッカーは、今季29試合で11得点3アシストと好調ぶりを見せているが、その武器でもあるスピードでは最速37.6㎞のスプリントを見せたという。

 日本人で最速の数字を出したのは、J1の東京ヴェルディに所属するFW木村勇大。2024年シーズン、京都サンガF.C.からレンタル移籍で加入していた木村は、J1で36試合に出場してチーム最多10得点をマークした。昨年12月27日には京都から完全移籍することが発表されているが、2024年の最高速度は3位となる37.1㎞だったという。

 そして6位には、名古屋グランパスのルヴァンカップ制覇にも大きく貢献した35歳元日本代表FW永井謙佑がランクイン。一般的には30歳を超えるとスピードは衰えを見せてくるものだが、永井にとってはそんな常識は通用しない。2024年の最速スピードは36.9kmであり、そのスピードが衰え知らずであることをデータでも証明している。

 10位に入ったのは、木村と東京ヴェルディのチームメイトであるDF林尚輝。2021年に大阪体育大から鹿島アントラーズに加入した林は、2023シーズンに当時J2の東京Vに加入してJ1昇格に貢献。昨季も東京Vの主力としてリーグ戦29試合に出場し、12月25日に東京Vへの完全移籍が発表された。林も時速36.5kmという快足を見せつけている。

 日本でプレーする外国籍選手は、日本のサッカーの印象について「速い」と話すことが多いが、トップ10に同じリーグから3人の選手が入っているのはJ1リーグだけであり、リーグの傾向もこのランキングに反映されたのかもしれない。(FOOTBALL ZONE編集部)

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