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森保J入りMFが日本復帰?「冬の移籍市場で去る」 25歳の去就に独注目「売却するサイン」

FOOTBALL ZONE / 2025年1月4日 9時30分

■ドイツ2部ニュルンベルクMF奥抜侃志は今季出場5試合のみ

 ドイツ2部ニュルンベルクに所属する元日本代表MF奥抜侃志の去就が注目されている。2023年、24年には森保ジャパンにも招集されたアタッカーだが、元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼ監督の評価は低く、今シーズンの試合出場が5試合にとどまっている。ドイツメディア「inFranken」は、「日本人はこの冬の移籍市場で去ることになる」などと伝えている。

 奥抜は大宮アルディージャからポーランドを経て、2023年にニュルンベルクへ完全移籍。1年目から活躍を見せて公式戦33試合出場4得点3アシストした奥抜は、森保一監督の率いる日本代表にも初招集された。2024年1月1日のタイ代表戦でA代表デビューも果たしたウイングは、2024-25シーズンの開幕戦でも1ゴール1アシストの結果を出し、チームの中心になっていくかと思われた。

 しかし、クローゼ監督は9月末からは奥抜をベンチからも外しており、現在は構想外の状態となっている。「inFranken」は「奥抜侃志のニュルンベルクでの時間はこの冬に終わるかもしれない。日本人はこの冬の移籍市場で去ることになる。試合出場はない。しかし監督は称賛を送る。これはまるでクローゼ監督が奥抜を『売却する』というサインを送っているように見える」と、指揮官の構想から外れている奥抜の難しい状況を報じた。

 現在ドイツ2部で11位と苦戦の続くニュルンベルクは、新たな選手を補強するために現在抱えている選手を放出する必要があると言われている。2月3日までの移籍市場閉幕までに新たな選手を補強する場合には、早い段階で選手を売却することが必要となる。同国の「キッカー」誌は「日本へ移籍する」と伝えており、奥抜の動向に注目が集まる。(FOOTBALL ZONE編集部)

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