18歳日本人逸材と「契約を望んでいる」 ドイツ古豪狙う1.6億円の“宝石”「才能豊かなMF」

■J1広島のU-19日本代表MF中島洋太朗獲得に関心と現地報道

　ドイツ2部の古豪FCケルンがサンフレッチェ広島のU-19日本代表MF中島洋太朗の獲得に乗り出しているようだ。現地メディアでは「広島最高のタレントとの契約を望んでいる」と伝えている。

　現在18歳の中島は元広島の中島浩司氏を父に持つ。17歳だった2023年9月にプロ契約を結び、2024年6月にJ1デビューを飾った。24年シーズンは12試合に出場。アンダー世代の日本代表でもプレーするなど将来を期待される逸材だ。

　ケルン専門サイト「Geissblog」はケルンが2021年から育成業務提携を結んでいる広島との間で実現する最初の移籍として、中島の獲得に関心を示しているとレポート。「広島最高のタレントとの契約を望んでいる」とその将来性は高く評価されている。

　中島の獲得について「おそらく2025年の夏までは難しい」とされてい18歳日本人逸材と「契約を望んでいる」　ドイツ古豪狙う1.6億円の“宝石”「才能豊かなMF」るが、「ケルンのスカウティング部門はこの18歳に注目し、ケルンのユースコーチが交換留学プログラムで日本を訪れた時にこの才能豊かなMFを見つけていた」と以前からその動向を追いかけ続けていたという。また、中島は以前にドイツでケルンのトレーニングに参加したこともあるという。

　2027年まで広島との契約を結んでいる中島の移籍金は“6桁半ば”、100万ユーロ（約1億6000万円）程度になると予想されている。近年、Jリーグから多くの若き才能が欧州へと渡っているが、“広島の宝石”にも大きな注目を集める存在となっているようだ。（FOOTBALL ZONE編集部）