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ニューカッスル日本代表獲りの噂…「賢明な補強になる」 理に適った移籍を現地力説

FOOTBALL ZONE / 2025年1月6日 12時8分

■ソシエダ久保建英のプレミア移籍説が浮上、去就動向に海外注目

 スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、プレミアリーグのクラブへの移籍が報じられている。そうしたなか海外メディア「The Athletic」のアレックス記者は、ニューカッスルにとって久保の補強が理に適っている理由を挙げている。

 今シーズンのニューカッスルは、プレミアリーグで5位につけており、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を狙える位置につけている。冬の移籍市場では戦力アップしたいところだが、その補強ポジションになっているのが、久保が務める右ウイングだ。

 アレックス氏は「タケ・クボは賢明な補強になる」と言い、チームに足りないものが右サイドからのチャンスメイクであり、昨冬も同ポジションの補強に失敗したと指摘する。そして「クボが彼らの探している選手にピッタリと当てはまる」と語り、その理由も説明した。

「まず日本人選手は、過去3シーズンにわたって安定してゴールに関わっている。さらに難しいチャンスでゴールを決められることも証明していて、ニューカッスルの攻撃にクオリティーをもたらせる」と指摘。2021-22シーズンに31試合2得点3アシスト、2022-23シーズンに44試合で9得点9アシスト、さらに2023-24シーズンも41試合7得点5アシストを記録し、今季もここまで24試合で4得点2アシストという数字を残している点を評価した。

 また「クボはニューカッスルで要求されるアグレッシブなプレッシングもこなせる。なぜなら彼はヨーロッパで最も効果的なプレスをかけているチームで、キープレーヤーとなっているからだ」と、攻撃面だけでなく、守備面でも日本代表のレフティーを評価した。

 そして「ただ、私が最もクボを理に適った補強になると評価しているのは、ニューカッスルのほかのアタッカーを生かせる点だ。まず、右サイドバックのティノ・リヴラメントにオーバーラップをする機会を与えられる」と言い、左利きの久保が右サイドから中にボールを持ち上がった際に、相手を引き連れるためサイドバックが使えるスペースができることに注目。さらに中に入った時に「ここで彼は左利きのプレーメーカーの役割ができる。パスを出してチャンスを作ることも、シュートを狙うこともできるが、これは現在のニューカッスルではほとんど見られないものだ」と、攻撃の幅を広げられると説明した。

 さらに「この恩恵を最も受けることになるのはアレクサンデル・イサクだろう。クボはDFの背後を狙うパスを頻繁に出すが、まさにイサクが生きるタイプのパスだ」と、今シーズンのリーグ戦18試合で13得点4アシストを記録しているアタッカーのポテンシャルをさらに引き出せると語り、「加えて彼の年齢、怪我の記録を見ても、クボの移籍は理に適った賢明なものになる」と、久保の獲得を激押しした。

 レアル・ソシエダとの契約が2029年まで残る久保だが、プレミアリーグのクラブであれば、その契約解除金を支払うことが十分可能であるとみられている。過去にニューカッスルでは、現ヴィッセル神戸のFW武藤嘉紀がプレーしていたが、同クラブ2人目の日本人選手として、久保が加わることはあるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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