欧州名門が日本人視察でスカウト派遣 “名手後継者”の可能性指摘「今後より具体的なものに」

■バイエルンが鈴木彩艶に関心

　イタリア1部パルマでプレーする日本代表GK鈴木彩艶に対し、ドイツきっての名門バイエルン・ミュンヘンが関心を示しているようだ。イタリア「トゥットメルカート・ウェブ」は元ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの後継者を探す同クラブは鈴木の視察のためにスカウトを派遣したと報じた。

　記事によれば、バイエルンはここ数週の間にスカウトをイタリアに派遣し、パルマでプレーする鈴木をチェックしていたという。38歳のノイアーは現在の契約を延長する見通しだが、「ノイアーが更新しても、鈴木が後継者となる可能性がある」と伝えられている。現時点での評価がどの程度のものかは不明だが、「今後より具体的なものになる可能性がある」と進展についても言及されている。

　現在セリエAで14位のパルマの中で鈴木は再三のビッグセーブでチームを救う姿が印象的だ。直近の第19節トリノ戦（0−0）でもマン・オブ・ザ・マッチに選出される活躍を披露。無失点に抑えた試合は数えるほどだが、着実に評価を高めている。

　過去にはイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッド移籍の噂も浮上した鈴木。森保ジャパンでも定位置を掴む22歳の守護神を巡って、強豪クラブによる争奪戦が繰り広げられることになるだろうか。（FOOTBALL ZONE編集部）