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遠藤航が衝撃スタッツ、示した「100%」 CBの緊急出場も存在感で現地喝采「ふさわしいと証明」

FOOTBALL ZONE / 2025年1月9日 11時57分

■遠藤航はセンターバックで途中出場して驚異のスタッツを記録

 イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航は現地時間1月8日のリーグカップ準決勝トッテナム戦の1stレグで前半30分からセンターバックとして緊急出場。60分間プレーし、タックル成功率100%を記録するなどまたも最終ラインの一角として安定したパフォーマンスを披露した。

 大会連覇を狙うリバプールは前半途中にセンターバック(CB)のDFジャレル・クアンサーが負傷。ベンチにはCBが本職のDFイブラヒマ・コナテが控えていたが、アルネ・スロット監督は同30分に遠藤を投入した。日本代表キャプテンは準々決勝のサウサンプトン戦に続く、CB起用となった。

 遠藤はオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの隣で安定したプレーを見せ、万能性の高さを改めて示した。終盤はMFアレクシス・マック・アリスターの交代によってボランチにポジションを上げたが、リバプールはその直後に失点し、第1戦を0?1で落とす結果となった。

 リバプール専門メディア「Anfield Index」の公式X(旧ツイッター)によると、遠藤はこの試合でデュエル5回中3回に勝利、空中戦3回中2回に勝利と持ち前の対人プレーの強さを発揮。さらにパス成功率94%、タックル成功率100%と高い水準を残し、「結果はひどいものだったが、遠藤航はより多くの時間ピッチに立つのにふさわしいことを証明した」と絶賛されていた。

 また「Anfield Edition」は「レギュラーでのプレーはないかもしれないが、遠藤航は今季ピッチに立てばいつでも仕事を完璧にこなしている。今日も不慣れなポジション(CB)だった。チームにとって完璧な選手」だとその貢献度の高さを称賛。「The Kop Watch」でも「遠藤航に感謝だ。彼はどの場所でのプレーを要求されても何の問題もない。模範的なプロフェッショナルだ」と惜しみない賛辞が送られていた。

 出場機会は決して多くないなかで、クオリティーの高いプレーを見せ、複数ポジションをカバーしている遠藤。負傷者が続出している状況だけに、スロット監督もこの31歳のMFの存在を心強く感じているはずだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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