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浦和への移籍は「かなり迷った」 欧州から帰還した2選手…CLを経験の27歳「話すのが難しい」

FOOTBALL ZONE / 2025年1月9日 20時30分

■欧州帰りの金子&荻原がコメント

 J1浦和レッズは1月7日に新加入選手の発表会見を実施した。欧州でプレー経験のあるMF金子拓郎とDF荻原拓也が加入した。荻原は「何か違ったスポーツをしてきた」とその経験を語り、今季への思いを話した。

 浦和はユースからの昇格や期限付き移籍からの復帰を含め、合計10人が新加入選手として会見に臨んだ。その中でベルギー1部コルトレイクから完全移籍の金子と、クロアチア1部ディナモ・ザグレブへの期限付き移籍から復帰した荻原が欧州クラブからの加入になった。金子と荻原は昨年の1月から6月までザグレブでチームメートとして過ごしている。ともに左利きでキレのあるプレーを見せる選手だが、金子は右の攻撃的なポジション、荻原は左サイドバックでのプレーが見込まれる。

 北海道コンサドーレ札幌から23年夏にクロアチア移籍した金子は、ザグレブでの1シーズンでリーグ28試合出場2得点5アシスト、ベルギーでの半年では16試合1ゴールだった。それに加え、ザグレブ時代にはUEFAカンファレンスリーグで8試合2得点の記録も残している。

 27歳の金子は埼玉県出身でもあり「埼玉出身で地元のビッグクラブからのオファーは魅力的だった。今まで何回かオファーもいただき、熱意に惹かれて決断した」と話す。そのうえで、「ヨーロッパでプレーしている中、もちろん活躍して5大リーグという目標を置いた。その中でオファーをいただき、かなり迷った。悩んで決断したこと。決断してからは浦和のため、タイトル獲得のために全てをささげる覚悟。そこにフォーカスしてこれから頑張る気持ち」だと話している。

 一方の荻原は浦和の下部組織出身で、期限付き移籍も挟みながら23年末までプレーした後、ザグレブへ1年間の期限付き移籍となり2シーズンに足を掛けてプレーした。トータル12試合出場で1アシストだったが、UEFAチャンピオンズリーグではデビュー戦となったドイツの名門バイエルン・ミュンヘン戦で得点するなど3試合1得点の記録を残した。

 25歳の荻原は欧州での経験について「たくさん刺激がある中で、すごくいい経験をさせてもらった。この場で話すのが難しいぐらい、本当に濃い時間を過ごした」と話す。そのうえで「一番は、何か違ったスポーツをしてきたなという。だいぶ抽象的なんですけど、本当に戦いの要素が強かった。そういったものをこの日本で体現できれば」と、その経験の重みを話した。

 敵陣では両翼に欧州からJリーグに戻った2人が張り出す可能性も十分にある。ともに選手としてキャリアの中での良い年齢で欧州での経験を持ち帰国しただけに、そのプレーぶりに期待が懸かる。(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)

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