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レッドブル飲み放題、DJ登場…予算は「例年の数十倍」 新体制の大宮に規格外な光景

FOOTBALL ZONE / 2025年1月9日 20時44分

■ネオンの光が輝く室内で新体制会見を実施

「自分もビックリしました」。今シーズンよりRB大宮アルディージャに加入したFW豊川雄太も驚く、日本では例を見ないド派手な新体制会見だった。1月9日、大宮は、昨年8月のレッドブル買収以来、初めての新体制会見を行ったが、その内容がすごかった。

 今年の新体制会見は大宮駅前のビルで行われたが、入り口にはレッドブルの宣伝カーがドーンと構え、入り口の上にはクラブの新エンブレムと「さぁ、始めようか。快進撃を。」と書かれたバナーが掲げられる。

 入り口を入ってすぐにある受付の横にはレッドブル缶型の冷蔵庫が置かれている。先日、FW杉本健勇がレッドブルの買収後の大きな変化として「レッドブル飲み放題」と語っていたが、このイベントでも来場者はレッドブル飲み放題。そして会見場の中に入ると、雰囲気は完全に欧州のクラブ。暗い部屋ではDJが音楽をかけ、ネオンの光が輝いた。場内にはグッズ売り場もあり、幸運にも会場に入れたファン・サポーターが列を作って新グッズを求めていた。もちろん、場内にもいくつかレッドブル缶の冷蔵庫があり、入り口まで戻らなくても新たなレッドブルを手に入れられた。

 会見のスタートでは、レッドブルがスポンサードするフリースタイルフットボーラーのYu-riが自慢のテクニックを披露して会場を温める。そして、レッドブルサッカージャパンコマーシャルダイレクターのフィリップ・ヴンダーリッヒ氏、代表取締役社長兼ヘッドオブスポーツの原博実氏、スポーツダイレクターの山本佳津氏の話の挨拶へつながっていく。

 続く新ユニフォームデザイン発表の前には、ステージチェンジが行われる。原氏らが立っていたステージが一度閉じられ、新ユニフォームのイメージムービーが流れた後に再びステージが開くと、そこにはFW杉本健勇ら5選手が新ユニフォームをまとって立っていた。新ユニフォーム発表の後は、長澤徹監督とともに新加入選手たちがお披露目され、新体制会見は無事に終了した。

■原氏も笑顔「みんな会場に入るなり驚いていた」

 ド派手な会見後、メディアの取材対応に応じた原氏も「何十年もサッカー界にいる監督やスタッフも、みんな会場に入るなり驚いていた」と笑顔を見せたが、クラブ関係者によれば、「例年の数十倍」の予算がかけられたという。

 一般的な記者会見というよりは、まるで1つの流れに沿ったショーのようであり、約1時間の会見は飽きる間もなく、あっという間に終わった。この日、会場を訪れた人YouTubeでの動画配信を見た人は、2025シーズンの開幕に向けてさらに新たな大宮に対して、ワクワク感が強くなったに違いない。(河合 拓 / Taku Kawai)

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