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長崎は「マジで世界に誇れる」 欧米5か国でプレーの吉田麻也、力説する新スタ建設の意義

FOOTBALL ZONE / 2025年1月14日 19時10分

■元日本代表DF吉田麻也が「内田篤人のFOOTBALL TIME」に出演した

 アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)のLAギャラクシーに所属する元日本代表DF吉田麻也が、スポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFOOTBALL TIME」に出演して、出身地でもある長崎にできた新スタジアム「PEACE STADIUM」について「マジで世界に誇れる」と絶賛した。

 名古屋グランパスの下部組織育ちの吉田だが、出身は長崎県。その長崎には10月にサッカースタジアムを中心に、アリーナ、ホテル、商業施設、オフィスが併設する複合施設「長崎スタジアムシティ」がオープンした。

 オランダ、イングランド、イタリア、ドイツ、アメリカのクラブに在籍し、日本代表としても世界中のスタジアムでプレーした吉田は「スタジアムはすごい。いろんなスタジアムを見てきたけれど、あれはマジで世界に誇れると思う」と、J2のV・ファーレン長崎のホームスタジアムである「PEACE STADIUM」を絶賛した。

 吉田とジャパネットの高田旭人社長との出会いは、当時、吉田が所属していたサウサンプトンのスタジアムを視察しに、高田社長が訪ねてきた時だったという。番組MCでもある元日本代表DF内田篤人氏が所属したドイツ1部シャルケのスタジアムも視察したという高田社長は、世界中のスタジアムを参考に良いところをより集めて「PEACE STADIUM」を創り上げたという。

「PEACE STADIUM」には、日本代表が行う国際Aマッチをできる基準の大きなスタジアムにする計画もあったという。しかし、吉田は「(規模が大きすぎてもいけないから)それもちゃんと考えて、2万人規模にした。迷ったらしい。代表の試合をするためにはもう少し必要だけど、(長崎の)キャパを考えて、2万人ちょいの規模にしたんだって」と、高田社長の苦悩を明かした。

 すでにサッカーの試合がない日にも1日1万人を集めるという試算が出された「長崎スタジアムシティ」について「1日いても飽きない。長崎であんなに時間をつぶせるところないから。子供たちも別にサッカーがなくても行けるし、試合がない日も行ける。いかにそこで滞在してもらえるかが大事。レストランもある、ホテルもある。バスケットボールもすごい」と、地元にできた新施設の持つエンタテインメント性について熱く語った。そして「飽きないです。本当に。もっと地元の人に知ってほしい。まだ知られていないから」と、言葉に力を込めた。

 内田氏も「あのスタジアムは本当にすごい。だからこそ、もうJ1に絶対に上がらないといけない」と長崎には昇格する義務があると語った。昨季、長崎はJ1昇格プレーオフでベガルタ仙台に1-4で敗れ、J1昇格を逃した。吉田も「あの1試合が本当にとんでもない損失なのよ」と同調し「でも、それがサッカーなの」と、長崎が昇格を逃したことの影響を嘆くとともに、サッカーの持つ怖い一面について触れた。

 さらに世界中を見てきた吉田は「僕がイタリアとか、ドイツ、イギリスを見てきて、やっぱりインフラを整備していないところはどんどんダメになっていくなと思っていました。そういう意味では、チームが(サッカーを通じて)やってくれるのは、本当に大きなこと。雇用も生み出していて、9000人くらいいる。それは経済も活性化する」と、サッカー専用スタジアムを中心にできた複合施設の意義を強調した。(FOOTBALL ZONE編集部)

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