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海外驚愕「信じられない」 高校サッカーなのに…観客動員5.8万人の盛況ぶりに驚き

FOOTBALL ZONE / 2025年1月16日 7時50分

■高校サッカー決勝の観客動員数に海外メディア注目

 第103回全国高校サッカー選手権は、多くの注目を集めた。前橋育英(群馬)と流通経済大柏(千葉)の決勝には史上最多となる5万8347人の観衆が国立競技場に集まった。大会全体を見ても合計観客動員数35万7484人は、歴代最多記録だという。

 改めて日本中の注目が集まることが示された高校サッカー選手権だが、海外でもこの数字は驚きをもって報じられている。海外メディア「Footboom」は、「信じられない。日本の高校サッカーの決勝が5万8000人の観衆を引き付けた」と見出しを打ち、関心の高さに注目。

 記事では、「103回を数える大会は、2024年12月28日に開幕し、国中から47都道府県の代表となる48チームが集まって、17日間にわたるノックアウト方式で行われる。この期間、試合をするスタジアムが埋まるだけではなく、試合は放送もされて、国内の何百万人もの視聴者に届けられる」と、高校サッカー選手権がどのように開催されているかを伝えた。

 さらに「今年の決勝が突出した印象を残したのは、Jリーグのほとんどすべての試合の観客数を大幅に上回った観客数だけではない。ファンが作り出したスリリングな雰囲気も際立っていた。この決戦で前橋育英高校は流通経済大柏と対戦し、1-1の末にPK戦で勝者が決定した。最終的に前橋育英が勝利し、日本で最も権威のある大会の1つでタイトルを獲得した」と、2度目の日本一に輝いた前橋育英の勝利を報じている。

 近年では、高校サッカー選手権に出場した選手が、Jクラブを経ずに欧州に渡る例も増えてきている。欧州のクラブが日本の高校サッカーに注目していることは間違いない。また、今年の高校サッカー選手権は、決勝がタイでライブ配信されたことも話題となったが、日本の冬の風物詩である高校サッカー選手権は、これから世界的にさらに注目されることになるかもしれない。(FOOTBALL ZONE編集部)

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