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世界が驚愕…17歳の天才日本人「真似なんかできひん」 フランス翻弄した反転ロング弾

FOOTBALL ZONE / 2025年1月19日 7時35分

■「ジーニアス」とも呼ばれた元日本代表FW柿谷曜一朗が現役引退を発表した

「ジーニアス」がスパイクを脱ぐ。元日本代表FW柿谷曜一朗は、1月18日に2024シーズンまで在籍していた徳島ヴォルティスを通じて、現役を引退することを発表した。ピッチ内で誰も想像つかないようなアイディアを体現してゴールネットを揺らしてきた柿谷だが、その名前を世界に轟かせたのは17歳で決めたこのスーパーゴールだろう。

 4歳の時にセレッソ大阪の下部組織に加入した柿谷は、年代別日本代表に選出される。2006年にはU-17日本代表としてAFC U-17アジア選手権に出場して、大会MVPにも選ばれる活躍を見せて日本の優勝に貢献した。そして、世界を驚愕させる一撃を放ったのが、2007年に韓国で開催されたU-17ワールドカップの時だった。

 3大会ぶり4度目の出場を果たした日本は、ナイジェリア、フランス、ハイチと同組になる。初戦のハイチ戦に柿谷のゴールを含む3得点を挙げて3-1で勝利した日本だったが、第2節のナイジェリア戦は0-3で完敗。後がないなかで臨んだフランスとの第3節、柿谷は前半45分に世界中を驚かせるゴールを決めた。

 所属クラブのエースナンバーでもある背番号8を付けた柿谷は、自陣のセンターサークル内でパスを受けると、反転するとすぐに右足を大きく振り抜く。トラップから反転してシュートに持ち込むまで、一切の迷いもない美しい動作もさることながら、蹴られたボールも芸術的な弧を描いてノーバウンドでゴールに吸い込まれていった。その後、日本は2失点を喫して1-2で敗れ、大会敗退となったが、このゴールはその後もFIFAのイベントなどで放映されて世界に広まっていった。

 柿谷はイングランド1部アーセナルやスペイン1部レアル・マドリード、バルセロナ、イタリア1部インテルなど、世界的な名門からも関心を持たれ、いくつかのクラブの練習にも参加している。

 柿谷の引退表明を受け、再び脚光を浴びることとなった18年前のこのプレーには、「やっぱりこれやな」「正直天才すぎて真似なんかできひん」「いい意味で日本人っぽさがないプレイヤーだった」「柿谷と言えばやっぱこのゴールよな」といった声が寄せられ、鬼才の引退があらためて惜しまれている。(FOOTBALL ZONE編集部)

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