三笘薫が「楽々と抜き去った」 英名門を手玉に…“ホットライン”で「大混乱を引き起こした」

■三笘とミンテが得点を演出

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は現地時間1月19日の第22節マンチェスター・ユナイテッド戦に先発出場した。1得点1アシストを決め、海外メディアのマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。

　前節のイプスウィッチ・タウン戦（2-0）で8試合ぶりに得点を記録した三笘は敵地でのユナイテッド戦で相手の脅威になり続けた。

　前半5分、MFカルロス・バレバのロングボールに抜け出すと、左足のパスでFWヤングバ・ミンテのゴールをアシスト。さらに1-1で迎えた後半15分にはミンテのクロスボールをファーサイドで押し込み、勝ち越しゴールもゲット。逆サイドでプレーするミンテとお互いのゴールをアシストし合った。

　スペインメディア「VAVEL」英国版は「この日本人ウインガーはミンテとともにセンセーショナルだった」と評して三笘を試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出。先制アシストの場面については「バレバがDFの頭を越える素晴らしいロングボールを三笘がしっかりとコントロール。（ヌサイル・）マズラウィを楽々と抜き去り、利他的に6ヤードボックス内にいたミンテへ横パスを通した」とプレーのクオリティーの高さも特筆された。

（写真はブライトン公式Xのスクリーンショット）

　また、英メディア「BBC Sport Sussex」の公式Xは2点目のシーンについて「三笘とミンテが再び大混乱を引き起こした」とレポート。ユナイテッドの守備を切り裂いた両ウイングの“ホットライン“にスポットライトを当てていた。（FOOTBALL ZONE編集部）