1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

久保建英が人種差別被害 試合中にスタンドから罵声…レアル・ソシエダが抗議の声明「侮辱を強く非難する」

FOOTBALL ZONE / 2025年1月21日 0時9分

■クラブが公式Xで声明を発表

 スペイン1部レアル・ソシエダは、現地時間1月19日に行われたラ・リーガ第20節でバレンシアと対戦し、0-1で敗れた。その中で翌20日、ソシエダは試合中にバレンシアのサポーター数人から日本代表MF久保建英らに対して人種差別的な発言があったとして、公式X(旧ツイッター)で発信。「数名のバレンシアサポーターが当クラブの選手たちに対して行った人種差別的な侮辱やその他の侮辱を強く非難する」との声明を発表した。

 さらに、ソシエダは声明の中で「こうした行為を行う一部の人物がバレンシアの偉大さを代表しているわけではないことは明白であり、サッカーやスポーツには、他者を侮辱し、不敬を働き、憎悪を煽るような人間が居場所を持つべきではない」と述べ、「チュリ・ウルディン(ソシエダの愛称)は、この種の態度を引き続き非難する」と続けた。

 ソシエダはすでに、今回の人種差別被害についてラ・リーガに通報済みであり、「今後このような事態が再発しないことを願っている。すべての人がより良い社会のために努力していく」と声明を締めくくった。

 また、バレンシアも公式サイトにて「レアル・ソシエダの選手たちがウォームアップをしている際に受けた侮辱に対して、公にその拒絶と強い非難を表明する」と声明を発表。「クラブはあらゆる憎悪の表現を非難し、必要に応じて当局に協力する準備が整っている。もし犯人が特定された場合、クラブは相応の措置を講じ、厳格な懲戒処分を行い、メスタージャのスタジアムからの追放処分を科す」と今後の対応を伝えた。

 スペイン紙「マルカ」も公式Xで「久保とバレネチェアへの耐え難い侮辱」として1本の動画をアップ。「中国人、目を開けろ!」「爆弾を仕掛けて爆発させてやる」などの罵声がソシエダの選手たちに浴びせられた様子を伝え、人種差別的被害を強調した。(FOOTBALL ZONE編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください