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リバプール遠藤航へ欧州クラブが複数オファー 名門ミランも名乗りか「価値がありすぎる」

FOOTBALL ZONE / 2025年1月22日 7時10分

■遠藤はスロット監督の下で出場機会が減少

 イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF遠藤航は、アルネ・スロット監督の率いるクラブで出場時間が限られている。そんな遠藤に、欧州の複数クラブが獲得に関心を示しているようだ。英メディア「ONE FOOTBALL」が伝えた。

 冬の移籍市場が進むなか、リバプールが遠藤をどのような決断を下すかが注目されている。確かな能力、安定感のあるパフォーマンスを示している遠藤だが、スロット監督の下では先発を確保するのが難しい。そして記事では「31歳の日本代表は現在の役割に『不満』を持っていて、アンフィールドから離れる選択肢を模索することに前向きだ。自分のスキルを示すために、遠藤がより多くの出場時間を求めようとすることはプロの世界で特別なことではない」と伝えた。

 さらにこれまでピッチで自身の力を示してきた遠藤について「何もせずに座っているには価値がありすぎる。だが、競争力のあるチームでは第1候補ではない」と、その現状を報じている。

 そんな遠藤の力を評価しているクラブは、欧州全体にあるようだ。イングランド1部フルハム、ウォルバー・ハンプトン、イプスウィッチ、さらにイタリア1部ACミラン、スコットランド1部セルティックが、遠藤の状況を注視しているという。

 そしてリバプールとしては「まだ優勝争いが続くこともあり、クラブに遠藤をとどめておきたい考えがある。ただし、不満を持った選手を引き留めることは逆効果になる可能性がある。もし遠藤が退団した場合、リバプールはライアン・フラーフェンベルフのような主力が燃え尽き症候群の危険にさらされる前に、バックアップを探すかもしれない。遠藤との決別を決断した場合、チームの層の厚さを維持するために有能な公認を確保することが不可欠だろう」と、遠藤を放出した場合も、新たな選手を獲得する可能性を伝えた。

 また、仮に移籍が実現した場合について、「遠藤とリバプールの双方にとって有益になる可能性がある。クラブは資金を得て、今後の数シーズンにわたって貢献できる若いタレントに再投資する可能性がある。短期的に遠藤不在を感じないように、あらゆる状況に応じて戦える力を維持できるかが直近の課題になる」と、論じている。(FOOTBALL ZONE編集部)

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