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「トイレまでついていけ」日本代表監督が仰天指令 内田篤人も苦笑…徹底しすぎた戦術

FOOTBALL ZONE / 2025年1月26日 18時20分

■佐藤寿人が明かすオシム監督「どこに行ってもずーっと水本がついてきた」

 今シーズンのイタリア1部セリエAで第21節終了時、アタランタが現在3位と好調だ。スポーツチャンネル「DAZN」の「内田篤人のFOOTBALL TIME」では、躍進するクラブを特集。ポイントの一つに同チームが採用しているオールコートマンツーマンを挙げた。

 ゲスト出演した元日本代表FW佐藤寿人氏は、現役時代に自身が受けた印象的なマンマークとして、元日本代表監督のイビチャ・オシム氏が率いていた当時のジェフユナイテッド千葉と対戦した時のエピソードを明かした。

 佐藤氏といえば、Jリーグ通算220ゴールを記録した稀代のストライカー。対戦相手を悩ませてきた選手だった。そんなキャリアの絶頂期にあった佐藤氏を、オシム監督も警戒していた。

 当時の千葉の戦い方について、佐藤氏は「オシムさんがジェフの監督をやっているとき、オールコートマンツーマンではなくて、前線の僕とウェズレイにだけマンツーマンして、(3バックの)1枚、センターバックを残す、ちょっと変な感じの守備をしてきて、僕に対してマークについていたのが水本」と振り返り、のちに広島でチームメイトになることになる元日本代表DF水本裕貴氏にマークされたと語った。

 そして、「オシムさんが水本に言ったのは『アイツがトイレに行くんだったら、トイレまでついていけ』と。僕が本当にどこに行っても、ずーっと水本がついてきた」と、徹底したマークを振り返った。これを聞いた内田氏が「連れションして……」とボケると、佐藤氏は苦笑しながら「いや、トイレまでは行かなかったけど、でも、やりにくかったですね」と、マンツーマンで対応されたときの難しさを振り返っていた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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