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J逸材が“股抜き弾”「すごく期待値が高い」 高校生離れの技…10代ドリブラーを代表OB絶賛【見解】

FOOTBALL ZONE / 2025年1月29日 7時30分

■【専門家の目|太田吉彰】清水18歳MF西原源樹の凄みを解説

 2025シーズンのJリーグ開幕を2月に控えるなか、一目置くべき存在となるのが若手タレントたちだ。昨季に清水エスパルスでクラブ最年少Jデビューと初ゴールを記録した現役高校生MF西原源樹はその1人。類まれなテクニックを誇る18歳を元日本代表選手は「ものすごく期待値の高い選手」と見解を語った。(取材・構成=FOOTBALL ZONE編集部)

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 ジュビロ磐田やベガルタ仙台で活躍した元日本代表MF太田吉彰氏がその技術を称えたのは、今春に高校卒業予定の18歳MF西原だ。昨季に清水ユース所属ながら2種登録され、ロアッソ熊本とのJ2開幕戦(2-1)でクラブ最年少記録となる17歳2か月9日でのJデビューを飾った。

 その後も途中出場ながら出番を重ねたなかで、ひと際注目を集めたのが高校生離れしたプレーの数々だった。スピードを生かしたドリブル突破で果敢にチャンスメイクし、隙あらば果敢にシュートも狙う。強烈なインパクトを残したそのプレーぶりに、ファンの間では日本代表MF三笘薫(ブライトン)を彷彿させるとの声まで飛び出した。

 西原の特徴について、太田氏は「仕掛けの段階で相手のディフェンダーに自ら向かっていき、抜いていく」と説明。ドリブラーにはさまざまなタイプがあるなかでも“相手に向かっていくドリブラー”だと指摘し「ゴールを取るために1番必要なところ、相手が1番嫌がるところに入っていき、仕掛ける」と、紐解いた。

 技術の高さをより確かなものにしたのが、昨年4月に奪った17歳4か月でのJ初ゴール。ベガルタ仙台を3-2で下した一戦の後半38分だった。ペナルティーエリア内右で味方からパスを受けると、相手が寄せてきた動きを朝笑うかのように巧みなステップで股抜き。ボールを前に持ち出すと右足を一閃したシュートをゴール右上に突き刺した。

 GKが一歩も動けなかったゴラッソ弾について「相手に捕まらないポジショニングを取れていたからこそのゴール」と太田氏。さらに特筆したのが、パスを受ける前の動作だ。「何回も首を振っているんです。中の状況をしっかりと把握してる。どのタイミングで足を出してくるかっていうのも冷静に見れていますね。シュートまでの意識ができている」

 清水は今季、3シーズンぶりにJ1へ復帰。トップカテゴリーで西原がどれだけポテンシャルを発揮できるかは見どころの1つになる。太田氏は「ものすごく期待値の高い選手だと思いますし、1発を持っている選手というのはすごく重要だと思います。シーズン最初から良いプレーできれば、一気に駆け上がってくんじゃないかなという印象はありますね」と、今季のブレイクに期待を寄せた。(FOOTBALL ZONE編集部)

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