川崎ユース→独1部20歳タレントの移籍浮上　海外報道「正GKとして起用する計画」

FOOTBALL ZONE / 2025年1月28日 19時10分

■デンマーク1部コペンハーゲン、ブレーメンGK長田澪獲りに関心か

　デンマーク1部FCコペンハーゲンは、ドイツ1部ブレーメンに所属するGK長田澪の獲得に向けて動き出したようだ。ドイツメディア「Fussball Transfers」が報じている。

　長田は昨シーズン、レンタル先のオランダ1部フォレンダムで公式戦34試合に出場して3度の完封勝利を収めた。194cmの長身GKはベンチ入りしているものの、ブレーメンでは29歳のGKミヒャエル・ツェッテラーが正GKを務めており、今シーズンはこれまでトップチームで出場機会を得られていない。

　記事によれば、「コペンハーゲンは、契約を結ぶことができれば20歳のGKを正GKとして起用する計画を持っている。買取オプション付きのレンタル移籍が提示された」と報じている。

　中期的にはブレーメンもツェッテラーの後釜として長田を計算しているため、現在は両クラブ間で移籍が実現するか話し合いが続けられているという。U-15年代では川崎フロンターレの下部組織に在籍し、U-15日本代表でプレーした長田だが、ドイツに渡ってからはU-19、U-20、U-21年代でドイツ代表としてプレーしている。

　父はドイツ人、母は日本人で今後、日本とドイツのどちらの代表を選ぶことになるかも注目されそうな逸材は、プレーする機会を求めることになるだろうか。（FOOTBALL ZONE編集部）