ネイマールがサントス加入を表明 12年ぶりに古巣復帰…自身の公式SNSで報告「明日まで我慢できない」

■1月28日にアル・ヒラルとの契約解除を発表

　サウジアラビア1部アル・ヒラルを退団したネイマールが現地時間1月30日に自身の公式SNSを更新。2分31秒の動画をアップし、「明日まで我慢することはできない。家族も友人も僕の決断を知っている。サントスFCと契約する」と、ブラジル1部サントスFCへの復帰を表明した。

　アル・ヒラルが1月28日にネイマールと双方合意での契約解除を発表し、移籍情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏も「サントスへの復帰が決定的」と自身の公式X（旧ツイッター）で投稿していたなか、ネイマール自身がサントスへの復帰を表明した。12年ぶりの古巣復帰について、ネイマールは動画内で「世界中のファンに感謝したい。この瞬間が来ることをずっと願っていた」と母国への帰還を喜んだ。

　サントスから2013年にスペイン1部FCバルセロナへと移籍したネイマール。2017年にパリ・サンジェルマン（PSG）へと移籍すると、2023年夏に2年契約でアル・ヒラルへと移籍した。しかし、アル・ヒラルでは度重なる負傷やコンディションの問題もあって、1年半でわずか7試合の出場にとどまっている。今季もAFCチャンピオンズリーグ・エリートでの2試合出場のみとなっていたなかで、アル・ヒラル退団が決定していた。

　ネイマールは「今私は再びプレーする必要がある。サントスFCのようなクラブだけが、愛を与えてくれる。これからの挑戦に備えるために必要なものだ」と、さらなる現役キャリアに意欲を示した。（FOOTBALL ZONE編集部）