欧州1部で異例事態 相手12人で1分間試合→“軽率ミス”にオランダ名手激怒「ありえない」
FOOTBALL ZONE / 2025年2月4日 8時30分
■約1分間相手が1人多い事態に…即座に1人ピッチアウトも直後のCKから失点
オランダ1部リーグで前代未聞の出来事が起きた。2月1日に行われたリーグ第21節のヘーレンフェーン対フォルトゥナ・シッタートの試合。敵地に乗り込んだシッタートが、試合終盤に約1分間にわたって12人でプレーした。これにヘーレンフェーンを率いる元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー監督が猛抗議した様子を、米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
2-1とヘーレンフェーンがリードする展開のまま迎えた後半43分、シッタートは2人の選手交代を行った。ライアン・フォッソ、ヤスパー・ダールハウスの2人を下げて、ダリホ・グルジッチとオーウェン・ジョンソンを投入。しかし、ダールハウスがピッチに残り続けてプレーしていたことで、ほぼ1分間にわたって12人でプレーすることとなった。
事態に気付いたファン・ペルシー監督が審判団に抗議。その後ダールハウスはピッチを離れ、試合は再び11人対11人に戻ることになった。しかし数的不利で押し込まれたヘーレンフェーンは、試合再開後のコーナーキック(CK)で失点。両チームは勝ち点1を分け合うこととなった。
「ゴールに至るまでの出来事は、ありえないものだった。シッタートはスローインが行われる前の約1分間、フィールドに12人の選手がいたんだ。どういうわけかそれが許可された。考えられるか? そんなことが許されるなんて!」と、試合後の取材でファン・ペルシーは憤慨した。
ファン・ペルシー監督は「普段、私は審判団と話をすることはせずに彼らに仕事をやらせる。だが、12人でプレーしているとなると話は別だ。私は第4審判に『何かするべきじゃないのか?』と聞いたんだ」と続け、ゴールに至る過程に影響があったとして「例えば、得点の取り消しだ。12人対11人でプレーしてはいけない。本当に理解ができない。これは本当にスキャンダラスなことだ」と語気を強めた。
選手交代を確認できなかった審判団の軽率なミスで約1分間の数的不利の事態を味わったヘーレンフェーン。押し込まれる展開でCKを与えてしまい、同点弾を許した状況についてファン・ペルシー監督の怒りは収まらなかったようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)
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