日本代表1年未招集も…ドイツで「1人だけレベルが違う」 24歳が「全てを兼ね備えすぎ」

■マインツの佐野海舟が攻守に八面六臂の活躍で注目「海舟まじで良い」

　ドイツ1部マインツは現地時間1月31日、第20節でブレーメンと敵地で対戦した。0-1で敗れたが、20試合連続で先発出場したMF佐野海舟は攻守に八面六臂の活躍を見せた。日本代表からは約1年未招集だが注目が集まっている。

　6位で来季の欧州カップ戦出場圏内に位置するマインツ。9位ブレーメンとの上位直接対決は落とせない重要な一戦だったが、前半14分にMFレナオルド・ビッテンコートに決められた1点が決勝点となり、0-1で敗戦。6位はキープしたが、勝ち点31のまま足踏みで7位ボルシアMG、8位ブレーメン、9位フライブルクとは勝ち点1差の混戦模様となっている。

　そのなかで、佐野はピッチ上で確かな存在感を示していた。前半12分過ぎには、自陣右サイドで相手からボールを奪って攻撃のスイッチを入れる。一度は相手にパスカットされるも、拾い直して右サイドへ再展開。チャンスを演出した。同35分には的確なポジションニングで相手のカウンターの勢いを阻止。前線まで走り込んでボールを呼び込むシーンもあるなど、豊富な運動量で攻守に奮闘していた。

「スカパー!ブンデスリーガ」のYoutubeではこの試合のハイライトが公開されており、ファンからは「細かい動きでカウンターの大ピンチを防いだ」「このチームだと1人だけレベルが違う」「全てを兼ね備えすぎだろ」「試合に絡んでる数が多い」「海舟まじで良い」などとコメントが寄せられた。ブンデス1年目ながらチームの中心となっている24歳のパフォーマンスには熱視線が送られている。（FOOTBALL ZONE編集部）